- ホーム
- コラム
- LinkedIn投稿・運用術
- Linkedinで伸びる投稿とは?具体的な投稿内容や作り方を解説
Linkedinで伸びる投稿とは?具体的な投稿内容や作り方を解説
この記事でわかること
- LinkedIn投稿で企業が得られる具体的なメリット
- エンゲージメントを高めるための実践的な投稿方法
- 分析データを活用した効果的な改善の進め方
「LinkedIn 投稿」を核に、企業が実務で使える“設計→発信→分析→改善”の流れをまとめました。採用・営業・ブランドづくりで、何を・どう発信し・どう振り返るかを一気通貫で解説します。
目次
LinkedIn投稿とは?基本の特徴

LinkedInは、ビジネス特化型SNSとして世界中で活用されています。いまや海外では自己発信・企業広報・営業活動の中心とも言われています。BtoBに強く、意思決定者に直接リーチしやすいのが最大の特長です。
個人がLinkedInで投稿するメリットとは

LinkedInでは企業公式アカウントよりも、社員個人の投稿の方が多くのエンゲージメントを得られます。専門性や人柄を伝えることで、採用や営業の成果にも直結します。
採用・転職・副業などキャリアのチャンスが広がる
個人が自身の経験や実績をLinkedInで発信することで、転職市場や副業機会への接点が増えます。
海外では投稿を見てスカウトされるケースも多く、企業に所属しながらも市場価値を高められるのが魅力です。日々の学びや成果、気づきなどの共有が「この人と働いてみたい」と思わせる材料になります。
海外のリクルーターは個人投稿から仕事観やスキルを読み取る傾向があり、履歴書以上に重要視されることもあります。発信を継続することで、チャンスが蓄積していきます。
特に英語での発信は、より広い範囲にリーチできます。
業界内での専門性・信頼性を高められる
継続的に投稿を行うことで「この分野に詳しい人」という認識が育ちます。
実績や知見を共有することで信頼が蓄積され、社外から講演依頼やコラボの声がかかることもあります。個人のプレゼンスが高まると、所属企業のブランディングにも波及するものです。業界内でポジションを築く手段として、LinkedInは非常に有効と言えるでしょう。
インサイトあるコメントや情報共有をすることで、専門家としての印象が強まります。知見の可視化が、ビジネス機会の拡大につながります。
投稿を始める前の準備

効果的な投稿を行うには、闇雲に書くのではなく、目的とターゲットを明確にしたうえで戦略的に設計することが重要です。ここでは読みやすくターゲットの目に留まる投稿のコツを紹介します。
投稿の目的を明確にする(例:転職・営業・ブランディング)
まず、何のために発信するのかを定めましょう。
・ 自分の専門性を可視化してキャリアを広げたいのか
・ 見込み顧客にアプローチしたいのか
・ 企業ブランディングを強化したいのか
目的に応じて投稿のテーマやトーンが変わってきます。
特に営業や採用を意識する場合は、「信頼」を軸にしたストーリー性のある投稿が効果的です。
目的が明確になると、ブレのない発信が可能になります。投稿ごとに「何を伝えたいか」を意識することが非常に重要です。
届けたい相手=ターゲット像を具体的に描く
誰に読んでほしいかを具体的に想定することで、内容の焦点が絞れます。
職種・業種・役職・地域・関心テーマなどを明確にし、そのターゲットが抱える課題や関心事に対する答えになるような投稿を意識します。英語で発信する場合は、文化的背景の違いを踏まえた説明も加えると、より広く伝わりやすくなります。
重要なのは、読者の目線で「どんな情報なら役立つか」を考えること。投稿文中で想定読者に語りかける工夫も効果的です。
エンゲージメントが高まるLinkedIn投稿の構成
効果的な投稿には”読まれる構成”があります。HOOK・STORY・ACTIONの3要素を意識することで、最後まで読まれ、反応を促す投稿が作れます。
冒頭で引き込む「HOOK(つかみ)」
最初の3行で読者の興味を引けなければ、投稿は読まれません。問いかけ、数字、意外な事実などでスクロールを止めさせましょう。
たとえば「海外営業で成果が出ない理由、実はこれでした。」のように問題提起で始めると効果的です。できるだけ短く、印象に残る表現を心がけましょう。
強調したい部分は改行や記号を使って視認性を高める気遣いも必須。HOOKが強いほど「続きを読んでもらえる確率」が上がります。
体験や学びを語る「STORY(本文)」
HOOKで引き込んだ後は、価値ある体験や知見をわかりやすく共有します。
課題→行動→気づきという流れで書くと理解しやすく、感情も動かしやすくなります。
1つの投稿に1テーマを意識すると、読み手も内容を整理しやすく、記憶にも残りやすいです。
具体的な数値や現場感があると説得力が高まります。
失敗談や苦労話も、共感を生む材料として有効とされており、リアリティのある語り口が、投稿の深みを増します。
読者を動かす「ACTION(締め)」
投稿の最後は、コメントやシェア、保存を促す一文で締めるのが効果的です。
「皆さんの営業現場ではどうしていますか?」「保存しておきたいと思ったらぜひシェアを」など、読者の行動につながる一言を加えましょう。読後の余韻を残す言葉もポイントです。疑問形で終わるとコメントが増えやすく、また感謝や共感を示して終えることで、好感も得られやすくなります。
ACTIONパートは、次のアクションを想定して設計しましょう。
エンゲージメントを高める投稿内容の特徴(反応される5タイプ)

反応されやすい投稿にはパターンがあります。読者の感情や知的好奇心を刺激する内容が、拡散と信頼獲得を両立させます。
ここでは5つのパターンでエンゲージメントを高める投稿を紹介していきましょう。
① 共感を生む投稿
挑戦、失敗、転機といった個人的な経験をリアルにつづる投稿は、読者の共感を呼びやすいです。
成功談よりも、苦労やそこからの学びを含むストーリーの方が反響を得やすい傾向にあります。共感を得ることでコメントやシェアが増え、投稿の広がりにもつながります。
読者にとって「自分ごと」に感じられるかどうかがポイントです。特に初期の発信では、自分のストーリーをベースにした内容が有効。誠実な語り口で信頼につなげましょう。
② 問題解決型の投稿
業界や職場での課題を提起し、それに対する自分なりの解決策を共有する投稿は、高いエンゲージメントを得られます。読者が「自分にも当てはまる」と感じやすいため、実践的な示唆が重宝されます。
課題→対応→結果の流れで書くと伝わりやすくなります。
多くの人が抱えるテーマを扱えば、拡散されやすくなるでしょう。プロフェッショナルとしての見解を添えると説得力が高まり、コメント欄で意見交換が生まれることも期待できます。
③ データドリブンな投稿
自社や業界のデータ、調査結果を根拠にした投稿は、信頼性を高める効果があります。
ファクトに基づく考察は、説得力とシェア価値を兼ね備えています。さらに図解や表を含めれば視認性も向上し、保存されやすくなるでしょう。
データを提示した上で、それに対する解釈や提言を加えることで読みごたえを出すように工夫しましょう。自分でデータを持っていない場合は、出典を明示したうえで公的データを活用するのも一手です。
読者の学びになる投稿は、繰り返し見られる傾向があります。
④ 読者を巻き込む対話型の投稿
投稿内に質問を入れたり、アンケート機能を使ったりすることで、読者の参加を促せます。「あなたの職場ではどうですか?」といった一言で、コメント数が大きく変わることもあります。
問いかけることで読者との距離が縮まり、自然なコミュニケーションが生まれます。簡単に答えられる形式を心がけるのがポイントです。
コメントへの返信を丁寧に行うと、さらなる対話の連鎖も期待できます。結果としてエンゲージメント率が向上します。
⑤ 保存したくなる実用性の高い投稿
チェックリスト、テンプレート、成功事例など、後で見返したくなる投稿は保存数が伸びるパターンの1つです。
保存されることで投稿の寿命が延び、継続的な閲覧・拡散が期待できます。実用的な情報を簡潔にまとめることで、「役に立った」と思われやすくなります。具体的なTipsやステップ形式の解説が好まれます。
画像やカルーセルを併用すると、視覚的にも伝わりやすくなります。「保存しておきたい情報」を意識して構成するのがコツです。
投稿のエンゲージメントを高めるその他の要素

投稿のテーマや構成だけでなく、視覚・タイミング・対話などの細部も成果に直結します。次のような工夫が効果的です。
写真や動画で目を引く投稿にする
投稿にビジュアル要素を加えることで、閲覧者の関心を引きやすくなります。
1枚目で内容が伝わる画像や、要点をテロップで示した動画は視認性が高く効果的です。特にイベント報告や製品紹介には動画が向いています。
スライド形式のカルーセルは、手順や事例の整理に最適です。ビジュアルを使うことで、理解と記憶の定着が促進されます。テキスト中心の投稿でも、キービジュアルがあると強く印象に残ります。
ハッシュタグやタグ付けで投稿を広げる
投稿テーマに関連するハッシュタグを3〜5個程度選び、本文の末尾に添えましょう。業界や話題のタグを使うことで、新たな読者層にも届きやすくなります。
無関係なタグの使用は避け、関連性と拡散性のバランスを意識します。関係する企業や人物をタグ付けすることで、相互のネットワークに拡散されやすくなります。
タグの効果を定期的に分析し、最適な組み合わせを探ることも重要です。投稿の拡散を促す基本施策として押さえましょう。
コメントに丁寧に返信して会話を続ける
コメントが付いたら、できるだけ早く丁寧に返信するようにしましょう。感謝を伝えるだけでなく、相手に再び問いかけることで、やりとりが深まります。
会話の継続はアルゴリズム上でも評価され、投稿の表示頻度にも好影響を与えます。
コメントが増えることで他の読者の参加も促進されます。コメント欄での活発な対話は、投稿の価値を高める場でもあります。双方向性を意識した運用が、信頼形成につながります。
人の顔が見える投稿で親しみを持たせる
発信者の顔写真や、イベント・現場の風景など「人」が感じられる画像は、共感や信頼を呼びやすいです。投稿に個人の思いや感情を込めることで、読者の心に残るコンテンツになります。
社員紹介やオフショットなども親しみやすさを高めます。企業や組織としての「中の人」が見える投稿は、ブランディングにも貢献すると言えるでしょう。
表情やシーンから伝わる空気感が、文章では伝えきれない温度感を補完します。顔が見える投稿は、読者との心理的距離を縮めます。
投稿パフォーマンスを分析する方法

LinkedInには、投稿ごとの反応を定量的に測れる分析機能があります。これを活用し、次の投稿への改善を図りましょう。
LinkedInの分析機能とは
LinkedInには分析機能があり、主に以下を主要な指標として投稿成果を把握することが可能です。
・投稿の表示回数
・クリック数
・リアクション数
・コメント数
・シェア数
・保存数
これらに指標は、企業ページ・個人アカウント問わず、簡単に閲覧することができます。読者層の職種や地域なども見られるため、ターゲットへの届き具合も把握できます。
どの投稿がどの数値を伸ばしたかを記録し、投稿ごとの特徴を分析しましょう。繰り返し分析することで、改善点が明確になります。データは振り返りの土台として欠かせません。
エンゲージメント率など注目すべき数値とは
LinkedInの投稿分析を行う上で、特に注目すべき指標について解説していきます。
ー エンゲージメント率(ER)
インプレッションに対するクリック・コメント・リアクション・シェアなどの割合を示します。ERが高いほど、投稿が効果的に人を動かしているといえます。
ー クリック率(CTR)
リンク付き投稿やカルーセルでの導線効果を測る指標です。
ー 保存数
投稿の実用性や再訪価値を示します。単発の数値でなく、形式や時間帯とのセットで比較することで傾向が見えてきます。総合的に見ることで、投稿の強み・弱みが可視化されます。
分析結果を投稿改善に活かす方法
投稿ごとに数値を見るだけでなく、もう一つ大切な視点があります。それは、なぜその結果になったのかを考察するということです。
高い数値が出た投稿の共通点を探り、今後に再現することが重要です。反応の悪かった投稿は、見出し・タイミング・ビジュアルなど原因を分解して改善します。
仮説を立てて投稿を変える→結果を見て検証するというサイクルを回しましょう。分析をチームで共有すれば、属人化を防ぎつつノウハウが蓄積されます。数値は発信改善の「羅針盤」として活用していくことができるのです。
まとめ

LinkedInは、企業広報・営業・採用など幅広いビジネスシーンで効果を発揮するSNSです。特に海外向け発信では、戦略的な設計と丁寧な発信が成果を左右します。
本記事で紹介したように、目的とターゲットを明確にし、HOOK→STORY→ACTIONの流れで投稿を構成しましょう。共感・問題解決・実用性など、反応されやすい投稿パターンを意識することで、エンゲージメントを高められます。
また、写真・動画・タグ・コメント対応などの細部にも工夫を凝らし、定期的に投稿パフォーマンスを分析することで、着実に成果につながる投稿設計が可能になります。
継続的な工夫と改善を通じて、LinkedInを企業・個人の価値を伝える強力な発信基盤として活用していきましょう。
この記事の監修者
代表取締役
中島 嘉一
SNSリンク:https://linktr.ee/nakajima
株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役。
愛媛大学情報工学部卒業後、船井電機にて中国駐在し5,000人規模の組織管理とウォルマート向け海外営業を担当。
上海で起業し通算10年の中国ビジネス経験を持つ。Web制作・デジタルマーケティング歴13年以上で現在は英語圏・中華圏を中心とした海外展開支援のスペシャリストとして活動。
多言語Webサイト構築、越境EC、SNS・広告運用を駆使して企業の海外顧客開拓から、国内向けWebサイト制作・ブランディングまで、戦略立案から実行まで一貫サポート。
海外ビジネスに関するセミナーやイベントに登壇するほか、SNS総フォロワー5万人以上、中小機構海外販路開拓アドバイザーとして中小企業から上場企業まで幅広く支援実績を持つ。
代表取締役
中島 嘉一
SNSリンク:https://linktr.ee/nakajima
株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役。
愛媛大学情報工学部卒業後、船井電機にて中国駐在し5,000人規模の組織管理とウォルマート向け海外営業を担当。
上海で起業し通算10年の中国ビジネス経験を持つ。Web制作・デジタルマーケティング歴13年以上で現在は英語圏・中華圏を中心とした海外展開支援のスペシャリストとして活動。
多言語Webサイト構築、越境EC、SNS・広告運用を駆使して企業の海外顧客開拓から、国内向けWebサイト制作・ブランディングまで、戦略立案から実行まで一貫サポート。
海外ビジネスに関するセミナーやイベントに登壇するほか、SNS総フォロワー5万人以上、中小機構海外販路開拓アドバイザーとして中小企業から上場企業まで幅広く支援実績を持つ。