LinkedInの
この記事でわかること
- つながり申請の上限について、LinkedInが公式に案内していること
- 申請が制限される原因と、上限に達したときに起きること
- 上限に当たらない送り方と、保留中の申請の整理のしかた
結論:上限はあるが、件数は公開されていない
つながり申請(LinkedInで、相手に「つながりたい」と申し込むこと。英語の画面やヘルプでは Invitation(招待))の上限について、押さえておきたいことは次の4つです。
- 上限はある。 上限に達すると、しばらく新しい申請を送れなくなります。
- 件数は公開されていない。 ネットで見かける「週◯件」といった数字は、LinkedInが公表した値ではありません。
- 多くは1週間以内に自動で解ける。 早く解く方法は案内されていません。
- 件数より、送り方が大事。 相手を選び、毎日少しずつ送り、承認されない申請をためないことが、上限に当たらない近道です。
つながり申請の上限について、公式に分かっていること
LinkedInのヘルプには「Invitation limit reached(招待の上限に達した)」「Types of restrictions for sending invitations(招待を送るときの制限の種類)」という案内があります。分かっていることをまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 公式に分かっていること | 読み取れること |
|---|---|---|
| 上限があるか | ある。達すると、一時的に申請を送れなくなることがある | 申請はいくらでも送れるものではない |
| 上限の件数 | 公開されていない | 「何件まで安全」とは言えない |
| 対象 | 無料のアカウントも、有料版(Premium)も対象 | 有料版にしても上限はなくならない |
| 解けるまで | 多くは1週間以内に自動で解ける。サポートに頼んでも短くできない | 待つしかない |
| 制限の理由 | サポートも、制限の種類や理由を詳しく伝えられない | 原因は自分で見直す |
件数が公開されていないので、同じ件数を送っても、相手の選び方や承認のされ方によって、制限されることもされないこともあります。次の節の原因を知っておくと、見直すところが分かります。
つながり申請が制限される主な原因
公式ヘルプとLinkedInのコミュニティポリシー(利用者が守るルール)で挙げられている原因は、次の4つです。
- 1短い間に、
たくさん 週末や送る 思い 立った 日に、 まとめて 一気に 送る - 2承認されずに
残る 相手を・ 報告される 選ばずに 送った 申請、 心当たりの ない 申請ほど 残りやすい - 3自動化ツールを
使う 規約に反する おそれ。 繰り返すと 永久に 制限される こともある - 4申請を
宣伝に 知らない使う 人への 宣伝に 申請を 使うのは、 コミュニティポリシーで 禁止
短い間に、たくさんの申請を送った
まとめて一気に送ると、制限のきっかけになります。週末にまとめて送る、思い立った日に大量に送る、といった送り方は避けます。
支援の現場でも、まとめて送ろうとしたところ、送信が多すぎるという趣旨の警告が出て、そこから先を送れなくなった例があります。送る相手が多いときも、一度に送り切ろうとせず、毎日に分けて送ります。
申請が無視されたり、保留のまま残ったり、スパムとして報告されたりしている
送った申請の多くが承認されずに残っていたり、受け取った相手から迷惑な申請(スパム)として報告されたりすることも、原因として挙げられています。相手を選ばずに送った申請や、相手から見て心当たりのない申請ほど、承認されずに残りやすくなります。
自動化ツールの使用が疑われた
申請を自動で送るツールは、LinkedInの規約に反するおそれがあります。使用が疑われると、アカウントが停止・制限されることがあり、繰り返すと永久に制限されることもあります。外部に営業を頼むときの注意は「LinkedIn営業の代行は規約違反?代理ログイン・自動化の注意点と、安全な頼み方」で解説しています。
申請を宣伝に使った
コミュニティポリシーは、知らない人に宣伝のメッセージを送るために申請の機能を使うことを禁じています。申請に売り込みの文を書くのは避けます。
上限に達すると、どうなる?
- 新しい申請を送れなくなる。 上限に達したことを知らせる表示が出ることがあります。
- 多くは1週間以内に自動で解ける。 サポートに問い合わせても、期間は短くならず、理由も詳しくは教えてもらえません。
- 制限中は、新しい申請を止める。 すでにつながっている相手への返信や、プロフィールの見直しに時間を使います。「制限を外せる」とうたう外部のツールやサービスには頼りません。
- 何度も繰り返すと、アカウントそのものが制限されることがある。 アカウント全体が制限されたときの対処は「LinkedInの制限とは?アカウントが一時的に制限されたときの対処法|つながり申請・検索・メッセージの制限と危険性」で解説しています。
上限に当たらない申請の送り方
LinkedInのふつうの機能を、丁寧に使うのがいちばんの近道です。
- 1相手を
先に 条件を決める 決め、 相手つながる 理由が ある 相手に 送る - 21日10〜15分ずつ
送る 件数の目標より、 毎日作業の 時間で 区切る。 まとめて 一気に 送らない - 3承認と
返信を 毎日見る 少しずつ送り、 MB承認様子を 見ながら 進める - 4保留中の
申請を 長い整理する あいだ 保留中承認されない 申請を 取り下げる。 同じ 相手には 最大3週間送り直せない
送る相手を、先に決めておく
国・業界・役職など、声をかける相手の条件を決めてから送ります。同じ業界の人、共通のつながりがいる人、展示会で会った人など、つながる理由がある相手ほど、承認されずに残る申請が減ります。
1日10〜15分ずつ、毎日続ける
件数の目標を置くより、作業の時間で区切ります。申請の作業は、1日10〜15分ほどで回せます。毎日少しずつ送れば、短い間に集中して送ることを避けられ、承認や返信の様子も見ながら進められます。社内で毎日の作業を回す体制は「LinkedIn営業を社内で回すには|体制・1日の作業・KPIの決め方」でまとめています。
COSPALinksでは、作ったばかりのアカウントや、しばらく使っていなかったアカウントでは、少ない件数から始めて、様子を見ながら増やしています。急に多く送ると、機械的な動きと見られやすいからです。貴社の担当者が新しくアカウントを作ったときも、控えめな件数から始めてください。
プロフィールを整えてから送る
申請を受けた相手は、名前・顔写真・肩書きなど、プロフィールの冒頭を見て承認するかを決めることが多いです。顔写真、見出し(肩書き)、勤務先、自己紹介を、本人の実際の情報で整えてから送ります。
メッセージは、添えるなら相手に合わせた一言
理想は、相手のプロフィールや投稿を見て、一人ひとりに合わせた一言を添えることです。ただ、これまでの支援で試したかぎりでは、メッセージの有無で承認はあまり変わりませんでした。書くのに悩んで申請が止まるくらいなら、メッセージなしで送るほうが前に進みます。誰にでも同じ定型文や宣伝の文を添えるのは避けます。添えるときの書き方と例文は「LinkedInのつながり申請マナー|好印象を与えるメッセージ例・NG例を解説」で解説しています。
保留中の申請を整理する(取り下げ)
送った申請のうち、まだ承認されていないものが「保留中」の申請です。承認されずに残る申請がたまることは、制限の原因の1つです。ときどき一覧を見て、整理します。
保留中の申請を見る・取り下げる
LinkedInの「ネットワーク」の画面から招待の管理を開き、送った申請(送信済み)の一覧で、取り下げたい相手を選んで取り下げます。画面の名前や場所は変わることがあるので、公式ヘルプ「Withdraw an invitation(招待を取り下げる)」で確かめてください。
取り下げる前に知っておくこと
- 取り下げた相手には、しばらく送り直せません。 公式ヘルプでは、最大3週間です。
- 取り下げても、上限が増えるとは案内されていません。 整理は、届かない申請を残し続けないためのものです。
- 取り下げる目安: 長いあいだ承認されないもの、送ったあとで狙いと違うと分かった相手です。
まとめ
- つながり申請には上限があるが、件数は公開されていない。「週◯件」は公式の数字ではない
- 上限に達すると一時的に送れなくなり、多くは1週間以内に自動で解ける。早める方法は案内されていない
- 原因は、短い間の大量の申請、承認されない・スパムと報告される申請、自動化ツール、宣伝のための申請
- 相手を先に決め、1日10〜15分ずつ毎日送り、プロフィールを整えておく
- メッセージは添えるなら相手に合わせた一言。書けずに止まるより、なしで送るほうがよい
- 保留中の申請はときどき整理する。取り下げると、同じ相手にはしばらく送り直せない
- 有料版にしても、申請の上限はなくならない
COSPALinksは、LinkedInを使った海外営業を支援しています。声をかける相手の決め方から、毎日の申請の進め方、つながった相手との会話までを、資料ライブラリにまとめています。
よくある質問
Aなくなりません。申請の制限は、無料・有料(Premium)のどちらの会員も対象です。Sales Navigatorで広がるのは、相手を細かい条件で探す検索で、申請の上限がなくなるとは案内されていません。
ALinkedInは件数を公開していないので、「何件まで」とは言えません。件数ではなく、1日10〜15分ほどの作業時間で区切り、条件に合う相手に絞って送るのが現実的です。承認されずに残る申請が増えてきたら、相手の選び方を見直します。
A上限に達しても、まず起きるのは申請の一時的な制限で、多くは1週間以内に解けます。ただ、制限を何度も受けたり、自動化ツールを使ったりすると、アカウントそのものが制限されることがあります。アカウントが制限されたときの対処と、LinkedInの危険性は「LinkedInの制限とは?つながり申請・検索・メッセージ・アカウント制限と営業利用の注意点」で解説しています。
Aメッセージの有無で制限が変わるという公式の案内はありません。制限に関わるのは、短い間に送る量と、申請が承認されずに残ったり、スパムとして報告されたりすることです。メッセージを添えるかより、つながる理由のある相手を選ぶことが大事です。
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