LinkedIn営業の
この記事でわかること
- 稟議の前に用意しておく資料
- 費用・成果・体制・リスクごとの、よく聞かれる質問と答え方
- 通りにくい稟議の共通点と、稟議書の組み立て方
結論:「費用を分ける・小さく始める・約束はリードづくりまで」
LinkedIn営業の稟議が止まるのは、決裁者がLinkedInをよく知らず、何にお金を払うのか、何が返ってくるのかが見えないときです。次の3つを押さえると、話が進みやすくなります。
- 費用を分けて示す。LinkedInに払うツール代と、支援会社に払う費用を分けます。
- 小さく始める。担当者1人がSales Navigator Coreを月払いで始め、成果が見えたら広げます。
- 約束するのはリードづくりまで、と最初に伝える。つながりや返信は始めた月から出ますが、受注までは時間がかかることが多いです。
- 1費用を
分けて LinkedInに払うツール代支援会社に払う費用2つを分けた表を用意する✕ 総額だけ示す - 2小さく
始める 担当者1人からSales Navigatorは月払いで成果が見えたら広げる✕ 全員分のアカウント ✕ 長い契約 - 3約束は
リードづくりまで 最初の指標は返信の数返信は始めた月から出る受注までは時間がかかると伝える✕ 商談数や売上の 約束
稟議の前に用意するもの
| 資料 | 中身 | 用意のしかた |
|---|---|---|
| 狙う相手の人数 | 狙う国・業界・役職に、LinkedInで何人いるか | Sales Navigatorの無料トライアルで検索し、画面を残す |
| 費用の表 | LinkedInに払う分と、支援会社に払う分を分けた表 | 公式の料金と、見積もりを並べる |
| 進め方 | 誰が、1日何分、何をするか | 担当者と1日の作業を書く |
| 判断の基準 | 何を見て、続けるかやめるかを決めるか | 最初の指標は返信の数にする |
| 参考資料 | 事例、動画、社内向けのQ&A | 支援会社の資料や公開事例を使う |
いちばん効くのは、狙う相手が実際にいることを見せることです。「この国のこの役職の人がこれだけいる」という画面は、どんな説明よりも伝わります。
費用について聞かれること
Q. いくらかかるのか?
LinkedInに払うツール代と、外に頼む場合の支援費を分けて答えます。ツール代は、Sales Navigator Coreで月10,550円(税込)/1人からです。支援費は頼む範囲で大きく変わります。内訳と目安は「LinkedIn営業の費用相場」でまとめています。
Q. 長い契約に縛られないか?
Sales Navigatorは月払いで始められます。続けると決めてから年払いに切り替えれば、Coreで24%安くなります。プランごとの違いは「Sales Navigatorの料金とプラン比較」で解説しています。
Q. 展示会と比べてどうなのか?
海外の展示会は1回300〜600万円かかり、名刺は約200枚、そのうち見込み客は約2割というのが一般的な目安です。LinkedIn営業は、月150人とつながれば年1,800人で、1人あたり約1,000円です。代わりではなく、展示会の前につながって会場で会い、後もLinkedInでやり取りを続ける組み合わせとして説明すると、受け入れられやすくなります。
成果について聞かれること
Q. 本当に成果が出るのか?
Sales Navigatorには1か月の無料トライアルがあります。その間に狙う相手を探し、申請を送ってみて、承認や返信の様子を判断材料にします。
Q. いつ、どれくらいの成果が出るのか?
つながりと返信は、始めた月から出てきます。承認されるのは、ざっくり申請の2〜6割で、国や相手でかなり変わります。公開済みの事例では、つながった人の約2〜4割から返信がありました。受注までは時間がかかることが多いので、最初の指標は返信の数にします。
Q. 商談数や売上は保証されるのか?
保証はできない、と正直に伝えます。LinkedIn営業で約束できるのはリードづくりまでです。商談数や売上を約束する提案があれば、中身を慎重に確かめましょう。
COSPALinksでも、ご相談の場で約束するのは、申請を送る数までにしています。そのうえで、始めた月から反応が出た例と、狙う相手が少なく反応が出にくかった例の両方をお見せします。よい例だけで話を進めると、決裁者の期待が上がりすぎ、反応が出にくかったときに説明がつかなくなるからです。貴社の稟議でも、うまくいった例だけでなく、反応が出にくかった場合にどこで見直すかを添えておくと、通った後の説明が楽になります。
体制について聞かれること
Q. 誰がやるのか。人も時間もない。
つながり申請は1日10〜15分ほどで回せます。返信には2〜3日以内に答え、3〜4往復で資料の送付や面談につなげます。若手に任せても構いません。毎日続けるのが難しいなら、外に頼んで始め、成果の出た国や地域から社内に移していく形もあります。
Q. 英語ができる人がいない。
AI翻訳で、あいさつや短いやり取りは十分に書けます。英語以外の言語で送るときは、ネイティブが書かないと不自然になるので、確認を取ります。
Q. 何人分のアカウントが要るのか。
まずは1人がCoreで始めます。成果が見えたら、営業チームのみんながアカウントを持ち、Advancedなどで営業全体に広げます。会社での契約のしかたは「Sales Navigatorを会社で導入するには」で解説しています。
リスクについて聞かれること
- Q社員の
個人アカウントで A声を営業して 大丈夫か かけるのは つながった個人アカウント。 企業ページからは 申請も メッセージも 送れない 相手を 企業ページの フォローに 招待すれば、 会社の 資産と して 残せる - QLinkedInの
規約に A本人が反しないか 自分の 代理ログインやアカウントを、 人の 手で 使うのが 基本 自動送信は、 規約に 反する おそれが ある - Q転職用で、
使われていないのでは A海外では、企業どうしの 日本企業が取引の 基盤と して 使われている まだ あまり 使っていない ぶん、 海外の 相手の 目に 留まりやすい - Q中国にも
使えるか A中国本土では、公式には 中国向けは、使えない WeChatや Baidu、 小紅書など 別の 手段を 考える
Q. 社員の個人アカウントで営業して大丈夫か。会社のアカウントではだめか。
企業ページからは、つながり申請もメッセージも送れません。声をかけるのは個人アカウントです。海外では、個人アカウントを仕事に使うのが標準です。つながった相手を企業ページのフォローに招待すれば、会社の資産として残せます。
Q. LinkedInの規約に反しないか。
本人が自分のアカウントを、人の手で使うのが基本です。パスワードを預けて代わりに操作する代理ログインや、ツールでの自動送信は、利用規約に反するおそれがあります。外に頼むときは、この点を必ず確かめます。
Q. LinkedInは転職用で、使われていないのでは。
海外では、LinkedInは企業どうしの取引の基盤として使われています。日本の利用者は多くありませんが、海外向けの営業に使うものと説明します。日本企業がまだあまり使っていないぶん、海外の相手の目に留まりやすい状態です。
Q. 中国にも使えるか。
中国本土では公式には使えません。中国向けは、WeChatやBaidu、小紅書など別の手段を考えます。
稟議書の組み立て方
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 目的 | どの国・業界の、どんな相手と取引を始めたいか |
| 方法 | LinkedInで狙う相手を探し、つながり、返信のあった人と面談する |
| 費用 | LinkedInに払う分(Sales Navigator)と、支援費を分けて書く |
| 体制 | 担当者と責任者、1日の作業時間 |
| 判断 | 返信の数を見て、続けるか、広げるか、やめるかを決める |
稟議書は1枚に収め、細かい説明は資料として添えます。決裁者が最初に見るのは、目的と費用と判断の基準です。
自分に決裁権がないときの進め方
担当者に決裁権がない場合は、いきなり稟議書を出すより、先に上司を巻き込みます。まず自分で無料トライアルを使い、狙う相手が見つかる画面を上司に見せます。そのうえで、上司がさらに上に説明するときに使えるよう、この記事のような質問と答えを1枚にまとめて渡します。事例や動画を一緒に渡すと、LinkedInを使ったことがない人にも伝わりやすくなります。
- 1自分で
無料トライアルを 狙う国・使う 業界・ 役職の 相手が 見つかるかを 確かめる - 2見つかる
画面を 「この上司に 見せる 会社の この 役職の 人に、 直接声を かけられる」と 目で 見せる - 3質問と
答えを 上司が1枚に まとめる さらに 上に 説明する ときに、 そのまま 使える 形に する - 4事例や
動画を LinkedInを一緒に 渡す 使った ことがない 人にも 伝わりやすい
通りにくい稟議の共通点
- 総額だけを書く。「なぜこんなに高いのか」と聞かれて止まります。何に払うのかを分けて示します。
- 商談数や売上を約束する。結果が出なかったときに説明がつかず、次の稟議が通りにくくなります。
- 最初から大きく始める。全員分のアカウントや長い契約から始めると、判断が重くなります。1人・月払いから始めます。
- 「流行っているから」で説明する。狙う相手が何人いて、誰が何をするのかを具体的に示します。
よくある質問
Q. 決裁者がLinkedInを使ったことがありません。どう説明すればいいですか?
Sales Navigatorで狙う国・業界の人を検索した画面を見せるのが早道です。「この会社のこの役職の人に、直接声をかけられる」と目で見ると、伝わりやすくなります。
Q. 外に頼む場合、稟議では何を比べればいいですか?
月に何人へ申請するか、返信への対応まで含むか、Sales Navigatorの料金は別か、レポートの中身、の4点をそろえて比べます。頼み先の種類と、比べるときに確かめることは「LinkedIn営業代行・運用代行とは?依頼できること・費用の考え方・選び方」でまとめています。
Q. 補助金は使えますか?
販路開拓に使える補助金(小規模事業者持続化補助金など)の対象になる場合があります。対象になるかは公募の要領で決まるので、申請前に確かめてください。
Q. 一度通らなかった稟議は、どう出し直せばいいですか?
止まった理由を聞き、その答えを足して出し直します。費用なら内訳を分け、成果なら無料トライアルで見えた承認や返信を添えると、判断しやすくなります。
支援の現場で稟議が止まった理由を聞くと、中身より時期であることが少なくありません。製造業では期の初めに予算が決まるため、年度の途中では新しい費用を足しにくい、という理由がよく聞かれます。ほかにも、予算を組んでいる最中で次の期まで決まらない、人事異動で担当や上司が替わって検討し直す、といった理由があります。こうした場合は、次に予算を組む時期より前に、無料トライアルで見えた承認や返信と、期間を変えた見積もりを何通りかそろえておくと、話を再開しやすくなります。
まとめ
- 稟議は「費用を分ける・小さく始める・約束はリードづくりまで」の3つで組み立てる
- いちばん効く資料は、狙う相手が実際に何人いるかを示すSales Navigatorの画面
- 費用はLinkedInに払う分と支援費を分け、まずは1人・Core・月払いで始める
- 最初の指標は返信の数。商談数や売上は約束しない
- 個人アカウント・規約・英語の不安には、決まった答えを用意しておく
COSPALinksは、LinkedInを使った海外営業を支援しています。社内で説明するときに使える資料は、資料ライブラリにまとめています。
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貴社が会える海外の決裁者の数を、その場でお見せします。
狙いたい国・業界・役職を












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