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コメントやいいねが営業成果に与える影響
監修者
株式会社コスパ・テクノロジ-ズ 代表取締役
中島 嘉一
SNSリンク:https://linktr.ee/nakajima
株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役。
愛媛大学情報工学部卒業後、船井電機にて中国駐在し5,000人規模の組織管理とウォルマート向け海外営業を担当。
上海で起業し通算10年の中国ビジネス経験を持つ。Web制作・デジタルマーケティング歴13年以上で現在は英語圏・中華圏を中心とした海外展開支援のスペシャリストとして活動。
多言語Webサイト構築、越境EC、SNS・広告運用を駆使して企業の海外顧客開拓から、国内向けWebサイト制作・ブランディングまで、戦略立案から実行まで一貫サポート。
海外ビジネスに関するセミナーやイベントに登壇するほか、SNS総フォロワー5万人以上、中小機構海外販路開拓アドバイザーとして中小企業から上場企業まで幅広く支援実績を持つ。
LinkedInでの投稿は、ただ発信するだけでは終わりません。
営業成果を左右するのは、「コメント」や「いいね」などのエンゲージメント(反応)」です。
現在のLinkedInアルゴリズムでは、このエンゲージメントが投稿の拡散だけでなく、商談化率やリード育成にも直結する要素として重視されています。
この記事では、LinkedIn上の反応がどのように営業成果に影響を与えるのかを、アルゴリズム視点と実務データから解説します。
目次
LinkedInアルゴリズムが重視する「エンゲージメント」とは
LinkedInのアルゴリズムは、2025年に入ってさらに“質の高い交流”を評価するよう進化しました。
単なる「いいね」よりも、コメント・滞在時間・対話の深さを指標として、投稿の価値を判断しています。
1. コメントの“質”がリーチを左右する
LinkedInは「単なるリアクション」よりも「有意義な対話」を重視します。
- 投稿に複数のコメントがつくと、アルゴリズムは「活発な投稿」と判断
- さらにコメント内での返信や議論が続くと、2次・3次接触(フォロワー外リーチ)が発生
最新データによると、コメントが5件以上ある投稿は、コメントゼロの投稿より平均4.2倍リーチが広がります。
“意味のある会話”が、最も強力な拡散トリガーです。
2. 「いいね」は“初動評価”の鍵
投稿直後の1時間以内に得られる「いいね」の数は、初期アルゴリズム評価に直結します。
- 投稿後60分以内に10件以上の「いいね」が付くと、表示範囲が平均2〜3倍に拡大
- 特に関係性の強いユーザー(1次つながり)からの反応は影響が大きい
投稿直後の反応速度が“営業投稿の到達力”を決めます。
3. エンゲージメントは「投稿の寿命」を延ばす
LinkedInは投稿を数時間ではなく数日間にわたって配信し続けるアルゴリズムを採用しています。
コメントや「いいね」が継続的に増えると、投稿が再評価され、再び上位表示される仕組みです。
つまり、「コメントされる投稿」=長く見られる投稿です。
コメントといいねが営業成果に直結する理由
営業活動において、LinkedIn上の反応は単なる“人気指標”ではなく、信頼形成・接点創出・商談化率に影響します。
1. コメントは「顧客との会話の入り口」
営業担当者にとって、コメントは自然な接触チャネルになります。
- 投稿へのコメントからDM(ダイレクトメッセージ)につなげやすい
- 相手が自ら興味を示しているため、拒絶感が少ない
コメント返信は“営業トーク”ではなく“共感の延長”で行うのがコツ。
返信がそのまま「商談の前段階」になります。
2. いいねは「潜在関心層」のシグナル
「いいね」したユーザーの多くは、興味はあるがまだアクションを取っていない層です。
- いいねユーザーをSales Navigatorで確認し、リスト化
- 後日「コメントありがとう」や「関連資料の共有」などで接触
“いいねリスト”は、温度感の高い潜在顧客リストです。
広告よりも精度が高く、自然な営業接点が生まれます。
3. エンゲージメントが「信頼の可視化」になる
LinkedInは実名制SNS。
投稿への反応が多い=業界内での信頼・影響力が高いと見なされます。
海外では営業担当者が「自分の投稿の反応数」をKPI(営業ブランドスコア)として管理する企業も増えています。
コメント・いいねを増やす投稿設計のポイント
アルゴリズムに評価され、営業にもつながる投稿には共通点があります。
“反応しやすい構造”を意識して投稿を設計しましょう。
1. 投稿冒頭に「問い」を置く
読者が思わず考えたくなるような質問形式の導入が効果的です。
例:「海外営業で最も難しいのは“リード獲得”と“信頼構築”、あなたはどちらだと思いますか?」
→ コメントを促す構造が自然に対話を生み出します。
2. 投稿末に「意見を求める一文」を入れる
- 「あなたの経験はどうですか?」
- 「同じ課題を感じた方はコメントで教えてください」
このような一文でコメント率が約30〜40%上昇します。
3. 画像やドキュメント投稿で“滞在時間”を延ばす
LinkedInの最新アルゴリズムでは、「投稿に費やした時間(dwell time)」が評価対象です。
- 画像・ドキュメント投稿は閲覧時間が長く、アルゴリズム上有利
- 閲覧→コメントの流れを生みやすい構造です。
エンゲージメントを“営業成果”に変える運用サイクル
投稿への反応を営業に変えるには、「記録」「対応」「分析」をルーチン化することが重要です。
1. 記録:反応ユーザーを可視化する
- 「いいね」「コメント」したユーザーをSales NavigatorやCRMに連携
- 業界・役職・企業別に分類し、フォロー対象を明確化
反応履歴は「興味関心データベース」。営業の次アクションを明確にできます。
2. 対応:反応直後の“軽い接触”
- コメント返信・メッセージ送付・お礼投稿などで温度感を維持
- 48時間以内にアプローチすると商談化率が最も高い
反応を“終わり”ではなく“始まり”に変えることが営業の基本です。
3. 分析:どんな投稿が成果につながったかを把握
- 反応数×営業接点発生率を比較
- 「反応が多い投稿」=「関心テーマ」を可視化
分析を繰り返すことで、投稿テーマを営業戦略にフィードバックできます。
コメントやいいねが多い投稿に共通する“3つの特徴”
2025年のLinkedInで伸びている投稿には、以下の共通点があります。
1️⃣ 具体性:数字や事例で語る(抽象的な話より信頼を得やすい)
2️⃣ 誠実さ:宣伝色を抑え、経験・学び・失敗談を共有
3️⃣ 共感性:読者の課題や感情に寄り添う
この3つを満たした投稿は、アルゴリズム評価・営業成果の両面で高パフォーマンスを発揮します。
まとめ:エンゲージメントは“営業の前哨戦”
LinkedInの「コメント」や「いいね」は、単なるリアクションではなく、信頼と商談の種です。
- コメントは「対話の入口」
- いいねは「潜在関心のサイン」
- 継続的な反応は「ブランドの信頼度」
エンゲージメントを“数値”ではなく“関係”として捉えれば、
LinkedInは最強のBtoB営業プラットフォームになります。
投稿後の反応を丁寧に扱うことが、成果を生み続けるLinkedIn運用の本質です。