アメリカで
この記事でわかること
- アメリカのBtoBの買い手の特徴(決め方・規格や認証への関心・やり取りの速さ)
- 直接・商社・販売代理人・販売店・現地法人の5つの入り方と、それぞれの向き不向き
- 州・地域の絞り方と時差の扱い方、日本からLinkedInでアメリカの決裁者に会う手順
アメリカの販路開拓は、売る州と相手を絞るところから
アメリカは、日本の製造業にとってすでに取引の太い売り先です。外務省の「アメリカ合衆国基礎データ」によると、2025年の日本からアメリカへの輸出は20兆3,744億円でした。主な品目には、自動車や自動車の部分品のほか、原動機、建設用・鉱山用機械、科学光学機器が並びます。
ただ、同じ基礎データで面積は日本の約26倍、州の数は50です。業界が集まる場所も、税や手続きの扱いも州によって違います。「アメリカに売る」とだけ決めて動くと、声をかける相手が散らばり、どこで手応えがあったのかが見えません。
アメリカの販路開拓は、次の順で絞り込みます。
- 製品を使う業界と、会いたい部門・役職を決める
- その業界の会社が多い州や都市圏を、1〜2か所選ぶ
- 売る形(直接・商社・販売代理人・販売店・現地法人)を決める
- 日本から決裁者に声をかけ、反応のあった地域から広げる
販路開拓の方法の比べ方の全体は「海外の販路開拓とは?新規開拓の方法・進め方と、販路の選び方」、輸出の手配と代金の回収の基本は「海外営業とは?仕事内容・国内営業との違いと、少人数で始める新規開拓の進め方」で解説しています。
アメリカのBtoBの買い手の特徴
アメリカの会社に売るときに押さえたい特徴は、次の5つです。
| 項目 | アメリカで起きやすいこと | 営業での対応 |
|---|---|---|
| 決め方 | 技術・品質・購買など複数の部門が評価し、金額に応じた役職の人が承認する | 誰が評価し、誰が承認するかを最初の面談で聞く |
| 規格・認証 | 合っている規格、取得した認証、試験の結果を、話の早い段階で聞かれる | 規格・認証・試験の記録を、英語の一覧にしておく |
| やり取りの速さ | 返事の速さと答えの明確さで、仕入れ先として頼れるかを見られる | 返す時間を毎日決める。すぐ答えられない質問にも、受け取ったことと期日を返す |
| 書面 | 秘密保持、保証、責任の範囲を、契約書で細かく詰める | 秘密保持契約(NDA)と保証の条件を、社内で先に決めておく |
| 説明の順番 | 結論と数字から先に聞きたがる | 用途・効果・仕様・納期・価格の前提を1枚にまとめる |
決め方:評価する人と、承認する人が違う 担当者が前向きでも、その人だけで注文が決まるとは限りません。技術の担当者が性能を試し、品質の担当者が工程や検査を確かめ、購買が価格と条件を詰め、金額によっては上の役職が承認する、という分担がよく見られます。新しい仕入れ先として社内に登録する手続き(サプライヤー登録)を済ませないと、注文を出せない会社もあります。最初の面談で、評価の流れ、登録に要る書類、予算が決まる時期を聞いておくと、次に会う人と用意する資料が見えてきます。
規格・認証:「いくらか」より先に「使えるか」を聞かれる アメリカの買い手は、製品がどの規格に合っているか、どんな認証を取っているかを、価格の話より先に確かめることがよくあります。アメリカの規格には、ASTM、UL、NFPAなど、民間の団体が作るものが多くあります。法律で認証が求められる製品もあります。たとえば職場で使う電気製品は、その多くがNRTL(OSHA〈米国労働安全衛生局〉が認めた第三者の試験機関)の認証を受けている必要がある、とOSHAの文書は説明しています。無線を使う機器にはFCC(米国連邦通信委員会)、食品に触れる機械や医療機器にはFDA(米国食品医薬品局)の規則が関わります。
何が要るかは、業界と用途で変わります。合っている規格、取得している認証(品質管理のISO 9001など)、試験の記録を英語で一覧にし、英語のサイトやLinkedInのプロフィールから見られるようにしておくと、最初の質問にその場で答えられます。認証がまだない製品は、取る予定と時期を伝え、評価用のサンプルから始められるかを相談します。
実際のご相談では、北米向けのUL規格への対応のように、製品の側の準備を先に進めたほうがよい、と正直にお伝えしたこともあります。その場合、LinkedInで相手を探すのは、製品の準備と並べて進める手立ての1つになります。
やり取りの速さ:時差は言い訳にならない 返事の速さは、仕入れ先として頼れるかを測る材料になります。時差のない国内の仕入れ先と比べられると、答えが1日ずつ遅れるだけで不利になります。すぐに答えられない質問には、「受け取りました。何日までに回答します」と先に返します。メールやメッセージは、答え・根拠の資料・次に決めたいことを1通にまとめ、往復の回数を減らします。
アメリカへの5つの入り方(直接・商社・販売代理人・販売店・現地法人)
アメリカに売る形は、主に次の5つです。
| 入り方 | 向いている場面 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 日本から直接売る | 仕様の相談が要る製品。買い手と直接話したい | 輸出、代金の回収、受注後の対応を自社で手配する。時差の中で返事を回す |
| 日本の商社を通す | 輸出の実務、在庫、代金の回収を任せたい | 買い手の声が届きにくい。商社の扱う品の中で後回しにならないか |
| 販売代理人(セールスレップ) | 地域の顧客をよく知る人に、売り込みを任せたい | 売れた分の手数料で動き、在庫は持たないのが一般的。技術の説明と見積もりは自社が受け持つ |
| 販売店(ディストリビューター) | 在庫・配送・保守まで、現地で任せたい | 担当地域と独占の範囲を決める。売値は販売店が決める |
| 現地法人・支店 | 受注が積み上がり、現地で腰を据えて売りたい | 設立と運営の負担が大きい。登録や税の扱いが州ごとに違う |
- 日本から直接売る: 問い合わせの窓口と、返事をする時間帯を先に決めて買い手に伝えます。
- 日本の商社を通す: 買い手との関係は商社の側に残りがちなので、主な買い手とは自社も接点を持っておきます。商社の立場から売り先を探す進め方は「商社の海外新規開拓にLinkedInを使う方法|売り先と仕入れ先を探す海外営業の進め方」にまとめています。
- 販売代理人(セールスレップ): メーカーに代わって、決まった地域や業界の顧客に売り込み、売れた分の手数料を受け取る個人や会社です。いくつかの州をまとめて受け持つことが多く、広い国土を少ない人数で回す手段になります。
- 販売店(ディストリビューター): 製品を買い取って在庫を持ち、自社の値付けで売ります。販売代理人と販売店では、契約で決める項目が違います。違いと決め方は「海外代理店契約の基本|販売店と代理店の違い、独占・地域・終わり方の決め方とチェックリスト」、候補の探し方は「海外代理店の探し方・見つけ方|LinkedInで候補を探して声をかける手順と、選び方」にまとめています。任せる地域は「全米」とまとめず、州の名前で書きます。
- 現地法人・支店: 会社を置いても、売り先がひとりでにできるわけではありません。現地での受注や保守の仕事が増えてから検討します。
負担を抑えるなら、まず日本から直接声をかけ、どの州・業界で話が進むかを確かめます。話の進んだ地域で販売代理人や販売店を探し、現地の仕事が増えてから現地法人を考えます。アメリカの展示会に出るなら、会期の前に会う約束を入れておきます。準備の進め方は「海外展示会の選び方・出展準備の流れ・費用と事前アポの取り方」、買い手を見つける方法の全体は「海外バイヤーの見つけ方・探し方|6つの方法と声のかけ方、本物で本気の買い手の見分け方」で比べています。
州・地域の広さと時差の扱い方
州と都市圏で絞る
- 人数の多い州から選ぶ: 業界によって、会社が集まる州や都市圏は違います。Sales Navigatorで、州や都市圏ごとに条件に合う人数を見て、多いところから選びます。
- 決める場所を確かめる: 工場のある州と、購買を決める本社のある州が違う会社は少なくありません。工場の技術者と、本社の購買の両方に会います。日系企業のアメリカの拠点なら、日本の本社が決めることもあります。
- 時間帯をそろえる: 最初は同じ時間帯に入る州から選ぶと、面談の時刻を決めやすくなります。
- 州ごとの扱いを確かめる: 売上税(sales tax)や会社の登録は、州ごとに扱いが違います。現地に在庫や人を置く形を選ぶときは、専門家に確かめます。
国・業界・役職の決め方と、相手の人数の確かめ方の一般論は「LinkedIn海外営業のターゲット設定|国・業界・役職の決め方と、相手の人数の確かめ方」で解説しています。
本土の4つの時間帯と、日本との時差
アメリカ本土は、東から東部・中部・山岳部・太平洋の4つの時間帯に分かれます。
| 時間帯(主な都市) | 相手の朝9時は、日本時間で(夏時間/それ以外) | 日本の朝9時は、相手の時間で(夏時間/それ以外) |
|---|---|---|
| 東部(ニューヨーク) | 22時/23時 | 前日20時/前日19時 |
| 中部(シカゴ) | 23時/翌0時 | 前日19時/前日18時 |
| 山岳部(デンバー) | 翌0時/翌1時 | 前日18時/前日17時 |
| 太平洋(ロサンゼルス) | 翌1時/翌2時 | 前日17時/前日16時 |
アメリカの夏時間は、3月の第2日曜から11月の第1日曜までです(2026年は3月8日〜11月1日)。アリゾナ州(ナバホ族の居留地を除く)とハワイ州は夏時間を使いません(NIST「Daylight Saving Time Rules」)。3月と11月は、面談の前に相手の時刻を確かめ直します。
日本の朝と夜を使い分ける
- 東部ニューヨーク前日20時夏時間以外は
前日19時 - 中部シカゴ前日19時夏時間以外は
前日18時 - 山岳部デンバー前日18時夏時間以外は
前日17時 - 太平洋ロサンゼルス前日17時夏時間以外は
前日16時
- 東部ニューヨーク22時夏時間以外は
23時 - 中部シカゴ23時夏時間以外は
翌0時 - 山岳部デンバー翌0時夏時間以外は
翌1時 - 太平洋ロサンゼルス翌1時夏時間以外は
翌2時
- 西海岸とは日本の朝: 日本の朝8〜9時は、太平洋時間の前日16〜17時(夏時間)です。相手の終業前に、短い面談を入れられます。
- 東海岸とは日本の夜: 日本の22時は、東部時間の朝9時(夏時間)です。週に何日、夜の面談を受けるかを社内で決めておきます。
- 朝いちばんに返す: 相手の1日の仕事は、日本の夜から朝にかけて進みます。届いた連絡に日本の朝のうちに答えれば、相手が次の朝に受信箱を開いたとき、返事がもう届いています。
- 日時は相手の時間帯で書く: 面談の候補は、相手の時刻にPT(太平洋)・CT(中部)・ET(東部)などを添えて、2〜3個出します。
- 休みの時期を外す: 11月の感謝祭から年末にかけては、返事が止まりやすくなります。急ぐ話は前倒しで進めます。
投稿を出す時刻の合わせ方は「LinkedIn投稿時間の決め方|おすすめの曜日・時間帯と、予約投稿・海外向けの時差の合わせ方」、地域ごとの反応の違いと比べ方は「LinkedIn海外営業の国別の反応|アジア・欧米・中東の違いと、続ける国の決め方」で解説しています。
日本からLinkedInでアメリカの決裁者に会う手順
LinkedInには、200以上の国と地域から14億人以上が登録しています(About LinkedIn)。勤め先と役職が分かるので、アメリカの会社の購買や技術の責任者を日本から探し、直接声をかけられます。直接売る場合だけでなく、販売代理人や販売店の候補、商社の担当者に先に会う手段としても重ねて使えます。
- 1州・業界・役職で
探す United States全体ではなく、州や 州・業界・役職都市圏で 絞る - 2プロフィールを
整える 英語の見出しと ISO規格・自己紹介に、 主な 規格・ 認証を 書く 認証 - 3申請と
最初の なぜ1通 その Rつながる人に 声を かけたのかを 1文で 伝える - 4日本の
朝に アメリカからの返す 返信は、 one-page spec sheetその 日の 午前中に 返す - 5相手の
時間帯で PT・CT・ETを面談 添えて、 PT・CT・ET候補を 2〜3個出す
1. Sales Navigatorで、州・業界・役職から探す
Sales Navigator(LinkedInの営業向けの有料版)では、次の条件を組み合わせて相手を探します。
- 地域: United States全体ではなく、州や都市圏で絞る。同じ時間帯の州でまとめると、面談を組みやすい
- 業界と会社の規模: 製品を使う業界と、従業員数
- 部門と役職の高さ: 購買・技術・生産・品質などの部門と、Director、VP、CXOなどの役職の高さ
- 役職名のキーワード: Director of Procurement、Sourcing Manager、VP of Supply Chain、Engineering Manager、Plant Manager、Quality Managerなど
- 販売代理人・販売店の候補: 業界と地域で会社を探し、Owner、President、Principalなどの役職の人に会う
- 日系企業のアメリカの拠点: 会社名で絞り、日本から来た駐在員と、現地の管理職の両方を見る
条件に合う相手の数は、州・業界・役職で大きく違います。Sales Navigatorの1か月の無料トライアルの間に、条件ごとの人数を見てから、どの州に声をかけるかを決めます。機能の全体は「LinkedIn Sales Navigatorとは?できること・無料版との違い・使い方を解説【2026年版】」とLinkedIn公式の「Sales Navigatorの使い方」、製造業の絞り込み方は「製造業のLinkedIn活用|設計者・開発者に届く海外営業と、Sales Navigatorの絞り込み方」で確かめられます。
2. プロフィールを整え、申請と最初の1通を送る
申請を受けた相手は、プロフィールと会社のサイトを見て、つながるかを決めます。英語の見出しと自己紹介に、何を作る会社か、どの業界の誰の役に立つか、主な規格・認証を書いておきます。
承認される割合は、ざっくり2〜6割で、国や相手でかなり変わります。アメリカ・ヨーロッパは渋めで2〜4割です。アジアより低くて当たり前と考え、条件に合う人数の多い州・役職を選んで、申請の数で補います。作業は1日10〜15分ほどです。申請に添える文は相手ごとに書くのが理想ですが、文面に迷って送らずにいるより、メッセージなしで送るほうが前に進みます。
支援の現場でも、アメリカの相手は営業のメッセージを多く受け取っていて、埋もれやすいと見ています。知り合いの紹介を通さない申請は、承認されにくいのが実情です。日系企業のアメリカの拠点に絞っても、承認されやすくなるとは限りませんでした。反応が低めなことを前提に、続ける期間と申請の数を決めておきます。
英文は短く、なぜその人に声をかけたのかを1文で伝えます。名前と製品は架空のものです。
- 申請に添える文:Hi Ryan, I’m with a Japanese maker of precision springs for medical devices. Your work on catheter components in Minnesota caught my eye, so I’d like to connect.
- つながった後の最初の1通:Thanks for connecting, Ryan. We make springs to tight tolerances and can share our ISO 13485 certificate and test data up front. Would a one-page spec sheet help, or is a 15-minute call easier? I’m based in Japan, so early morning or late afternoon your time works well for me.
AI翻訳を使えば、英語の壁は大きく下がります。名前・会社名・数字・単位(インチやポンドなど)は、送る前に必ず見直します。つながり申請・最初の1通・フォローの文面の型は「LinkedInの英語メッセージ例文集|海外営業のつながり申請・最初の1通・フォローの型」で紹介しています。
3. つながった後:返事を早く回し、面談につなぐ
返信が届いたら2〜3日以内に返し、3〜4回のやり取りで、資料の送付やオンラインの面談に進めるのが目安です。アメリカからの返信は、日本の朝にまとめて読むことになるので、その日の午前中に返す流れを作ります。
- 面談で聞くこと: 評価と承認の流れ、仕入れ先の登録に要る書類、必要な規格・認証・試験、いま比べている仕入れ先、予算が決まる時期
- 先に用意する資料: 仕様書、規格・認証の一覧、価格の前提(通貨、貿易条件、最低の注文数)
- 連絡の手段: メールやオンライン会議など、相手の使いやすいものに移る
- 関係を会社に残す: つながった相手を、自社の企業ページのフォローに招く
社内で手が回らないときは、委託で始めて、成果の出た地域から社内に移す進め方もあります。
北米を狙った例では、食品・飲料向けの素材メーカーの京都グレインシステムが、Sales Navigatorで北米・欧州・アジアを中心に、食品・飲料メーカーのR&D・商品開発・購買の責任者を探しました。北米・欧州は、対象となる会社やキーマンの数も多かったといいます。2か月目は、つながり申請402件から承認163件、返信37件、有望リード13件につながっています。シリコンバレーのスタートアップ企業と取引した実績もある精密部品メーカーの狭山金型製作所は、医療機器・半導体分野のR&D責任者や技術リーダー層に絞って声をかけ、1か月で217件の新規の接点と15件の有望リードを得ました。この精密部品メーカーの支援では、申請の数はアメリカが最も多く、承認してくれた人もアメリカのエンジニアやプロダクトマネージャーが多くいました。承認の割合は渋めでも、相手の数が多いアメリカでは、つながる人の数で補えます。LinkedInを使った海外営業の流れの全体は「LinkedIn海外営業とは?Sales Navigatorで海外顧客を開拓する方法と成功事例|国選び・英語・展示会との違い」にまとめています。
アメリカ向けの営業で気をつけたいこと
- 関税: アメリカの関税は、政策によって変わることがあり、品目ごとに税率が違います。見積もりの前に、製品の分類番号(HTSコード。国際的なHSコードをもとにしたアメリカの番号)と最新の税率を通関業者などに確かめ、関税をどちらが負担するかを貿易条件として見積もりに書きます。
- 原産地の表示: アメリカに輸入する品物には、原則として原産国の表示が求められます。製品や梱包のどこにどう表示するかを、出荷の前に買い手と確かめます。
- 製造物責任(PL): 製品の欠陥で事故が起きたときの責任です。請求に備えて、PL保険の対象にアメリカが入っているかと、契約での保証・責任の範囲を確かめます。
- 秘密保持と輸出管理: 図面や技術資料は、NDAを結んでから送ります。製品や技術によっては輸出に経済産業大臣の許可が要り、資料をメールで送ることも対象になりえます。出荷や送付の前に、経済産業省の案内で当てはまるかを確かめます。
- 支払条件: 初めての取引は、前払いの割合を高めにするなど、代金を回収できない危険を小さくする条件で始めます。
まとめ
- アメリカの販路開拓は、全米を相手にせず、業界・役職を決めてから1〜2の州や都市圏に絞る
- 買い手は、複数の部門で評価して承認する。規格・認証への適合と、返事の速さをよく見ている
- 入り方は、直接・商社・販売代理人・販売店・現地法人の5つ。まず日本から声をかけて反応を見て、負担の大きい形は話の進んだ地域で足す
- 本土は4つの時間帯。西海岸とは日本の朝、東海岸とは日本の夜に話し、届いた連絡には日本の朝のうちに返す
- LinkedInでは、Sales Navigatorで州・業界・役職から決裁者を探し、規格・認証の一覧を添えて面談につなぐ
COSPALinksは、LinkedInを使った海外営業を支援しています。狙う地域と相手の決め方から、展示会や代理店と組み合わせる進め方までを、資料ライブラリにまとめています。
よくある質問
Aあります。アメリカの承認は2〜4割が目安で、アジアより低いのは珍しくありません。条件に合う人数が多い州や役職なら、申請の数で補えます。承認の割合ではなく、申請の数に対して資料の送付や面談に進んだ相手がいくつ出たかで判断します。地域ごとの比べ方は「[LinkedIn海外営業の国別の反応](/column/response-by-region)」で解説しています。
A始められます。やり取りは英語だけで進められ、AI翻訳で下書きを作れば、短いメッセージやメールは送れます。名前・会社名・数字・単位は必ず見直します。オンラインの面談では、要点をまとめた英語の資料を画面に出しながら話すと、聞き取りの負担が減ります。
A売れます。日本から直接輸出する、日本の商社を通す、販売代理人や販売店に任せる、といった形があります。買い手は納品後の対応を気にするので、問い合わせや保守を誰が受け持つかを説明できるようにしておきます。現地法人は、現地での受注や保守が増えてから考えます。
A決まった答えはありません。貴社の製品を使う会社が多い州から選び、Sales Navigatorで条件に合う人数を確かめて決めます。迷ったら、時差で選ぶ方法もあります。西海岸とは日本の朝に、東海岸とは日本の夜に面談しやすいので、社内で取りやすい時間帯に合わせます。
無料相談(30分・オンライン)
貴社が会える海外の決裁者の数を、その場でお見せします。
狙いたい国・業界・役職を












セミナー10/30(金)11:00〜出版記念セミナー 受付中