受付中10/30(金)11:00〜出版記念セミナー 『海外営業のための LinkedIn & Sales Navigator 実践教科書』を著者が直接解説10/30(金)出版記念セミナー参加無料・内容と申し込み
SERVICEサービス戦略設計から、つながり申請、返信の一次対応まで。海外営業のLinkedIn活用を、まるごと代行します。サービス概要を見る
支援の流れ戦略設計から、有望リードをお渡しするまで1戦略設計狙う国・業界・役職を決める2リスト作成Sales Navigatorで相手を探す3アプローチつながり申請と、つながった相手への最初のご挨拶文4改善反応を見て、毎月見直す★有望リードをお渡し
だれが、どの工程をやるかコア|商談の手前まで任せるおすすめリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社COSPAスタッフのアカウントで、つながり申請、ご挨拶文の送信、返信の一次対応まで。LinkedInの投稿づくりも、月3本まで支援します。Sales Navigatorの費用は、別にかかります。1/ 5 工程が貴社。有望リードへの対応だけです。
だれが、どの工程をやるかサポート|止まりやすいところだけ任せるリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社毎月200名のリストと、つながった相手にパーソナライズしたご挨拶文を用意します。つながり申請とご挨拶文の送信、返信対応は貴社で行い、つながりは貴社に残ります。Sales Navigatorは貴社でご契約ください。3/ 5 工程が貴社。つながり申請と返信対応は、貴社のアカウントで。
上申資料エグゼクティブサマリー社内でご検討中の方へ稟議で聞かれることを、
1ページにまとめました。
目的なぜLinkedInか自社運用との比較運用イメージKPI実績費用と3か月の判断資料ライブラリから、すぐに見られます。
PRICE料金目的に合わせて、選べる2つのプラン。違いは、誰のアカウントで、誰が送るか。料金の詳細を見る
だれが、どの工程をやるかコア|商談の手前まで任せるおすすめリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社COSPAスタッフのアカウントで、つながり申請、ご挨拶文の送信、返信の一次対応まで。LinkedInの投稿づくりも、月3本まで支援します。Sales Navigatorの費用は、別にかかります。1/ 5 工程が貴社。有望リードへの対応だけです。
だれが、どの工程をやるかサポート|止まりやすいところだけ任せるリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社毎月200名のリストと、つながった相手にパーソナライズしたご挨拶文を用意します。つながり申請とご挨拶文の送信、返信対応は貴社で行い、つながりは貴社に残ります。Sales Navigatorは貴社でご契約ください。3/ 5 工程が貴社。つながり申請と返信対応は、貴社のアカウントで。
2つのプランのちがい誰のアカウントで、誰が送るかサポートコアおすすめ誰のアカウント貴社のアカウントCOSPAスタッフのアカウントつながり申請と返信対応貴社COSPAスタッフSales Navigator貴社でご契約別契約貴社の工程3 / 51 / 5初期費用とアドバンスプランは、料金のページでご案内しています。
よくある質問ご相談の前に、よく聞かれること誰のアカウントで運用する?プランで変わります。どちらのプランでも、貴社のパスワードを預かることはありません。途中からでも頼める?契約が終わったら、つながりは?アプリが使えなくても大丈夫?
CASES導入事例業種を問わず、幅広い分野で有望リードが生まれています。事例をすべて見る
製造業医療機器・半導体分野のR&D・技術リーダー層へつながり217返信45有望リード15つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
食品海外の技術責任者・購買担当者と新規接点つながり163返信37有望リード13つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
教育海外の日本語教育関係者へ直接アプローチつながり217返信87有望リード41つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
ホテル海外のイベント主催者・MICE担当者へつながり175返信48有望リード12つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
商社展示会の前から、キーマンと接点をつくるつながり196返信63有望リード10つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
LEARN学ぶLinkedIn営業の基本から実践まで。コラム・YouTube・Podcastでお届けしています。発信・メディアを見る
コラムLinkedIn営業とは?始め方を6ステップで解説
YouTubeLinkedIn海外営業のやり方|発信ではなく「会いに行く」5ステップ
Podcast #13海外の決裁者リスト、買えば早いのでは?
コラムLinkedIn Sales Navigatorとは?
著書海外営業のための LinkedIn & Sales Navigator 実践教科書
SEMINARセミナーLinkedInを使った海外営業の始め方を、直接学べる場です。その場で質問もできます。セミナーを見る
COSPALinksのセミナーの様子最新のご案内LinkedInを活用した海外営業:ターゲット選定からリード獲得までその場で質問もできます。
SEMINARセミナーの録画は、資料ライブラリでご覧いただけます。
COMPANY会社情報COSPALinksは、株式会社コスパ・テクノロジーズが運営しています。会社情報を見る
COSPALinks運営:株式会社コスパ・テクノロジーズCOSPALinks(コスパリンクス)は、LinkedInとSales Navigatorで海外の決裁者とつながり、商談のきっかけをつくる、LinkedIn営業代行・運用代行のサービスです。会社情報を見る
代表取締役 中島 嘉一LinkedIn & Sales Navigator活用の専門家中島 嘉一NAKAJIMA, Kaichi株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役電機メーカーで海外営業を経験し、上海で起業。現在はLinkedIn・Sales Navigatorを活用して、日本企業の海外顧客開拓を支援しています。
お問い合わせご相談・ご質問は、こちらから日程を選ぶのはまだ、という方はお問い合わせフォームから。ご質問だけでも大丈夫です。お問い合わせフォームへ無料相談を予約する

LinkedIn活用

タイの販路開拓|BtoBの買い手の特徴・進出ルートと、日系企業を含む決裁者に日本からLinkedInで会う方法

監修中島 嘉一株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役

タイでBtoBの販路を開くなら、まず「誰が、どこで買うものを決めるか」をつかみます。タイには日系企業の工場や販売会社が多く、地場の企業や外資の工場と並ぶ大事な買い手ですが、決める人がタイにいるとは限らず、日本の本社や地域の拠点で決まることもあります。日本から直接売る、商社を通す、代理店に任せる、現地法人をつくる、のどの入り方でも、LinkedInを使えば日本から決裁者を探して話を始められます。この記事では、タイの買い手の特徴、4つの入り方、決める人の見つけ方、LinkedInで会う手順と注意点をまとめます。

この記事でわかること

  • タイのBtoBの買い手の3つの種類と、それぞれの特徴
  • 直接・商社・代理店・現地法人の4つの入り方と、決める人がいる場所の見分け方
  • 日本からLinkedInでタイの決裁者を探して会う手順と、気をつけたいこと

タイの販路開拓は「誰が、どこで決めるか」をつかむところから

タイで売り先を探すときに、最初に見たいのは国の魅力より、買い手の顔ぶれです。タイでは、地場の企業や欧米・中国などの外資の工場と並んで、日系企業の工場や販売会社が大きな買い手になっています。そして、決める人がタイにいるとは限りません。日本の本社や、東南アジアをまとめる地域の拠点で決まる買い物もあります。

外務省の「タイ王国基礎データ」から、売り先として見るときに押さえたい点を3つ挙げます。

  • 製造業が経済の柱: 製造業がGDPの約30%を占めます。主な輸出品は、自動車・同部品、自動データ処理装置・同部品です(2024年、タイ商務省)。
  • 日系企業が多い: タイに進出している日系企業は6,083社、在留邦人は70,421人です(どちらも2024年)。
  • 日本との取引が多い: 2024年のタイの輸出先で日本は3位(7.7%)、輸入元では2位(9.4%)です。日タイ経済連携協定(JTEPA)は2007年11月に発効しています。

日系企業の多さは、買い手が多いことを示すと同時に、日本製品と比べられる相手がすでに現地にいることも意味します。この記事は、タイに売ると決めた会社や、タイから引き合いがある会社に向けて書いています。東南アジアのどの国から始めるかは「ベトナム・東南アジアの販路開拓」、インドは「インドビジネスの始め方」、販路開拓の方法の比べ方の全体は「海外の販路開拓とは?」で解説しています。

タイのBtoBの買い手は3つに分けて考える

タイで製品を買う会社は、大きく3つに分かれます。どれに売るかで、会う相手も、話の進み方も変わります。

タイのBtoBの買い手は3つに分けて考えるどれに売るかで、会う相手も、話の進み方も変わる。決める人がタイにいるとは限らない
決める人がいる場所タイの現場日本の本社地域の拠点
  1. 日系企業の現地法人工場・販売会社
    タイの現場現地の社長・工場長と、タイ人の購買・技術の管理職
    日本の本社設計や品質の部門が、部品や材料を指定していることもある
  2. タイの地場企業
    タイの現場オーナーや経営陣が最後に決めることが多い
  3. 欧米・中国などの外資の工場
    地域の拠点本国の本社や地域の拠点が、調達先を決めることもある
最初の面談で聞く「この部品は、どこで、誰が決めていますか」
比べられる相手:タイにすでにある日系の部品メーカーや商社。価格だけでなく、現地の在庫、納期、故障したときの対応で比べられる。
買い手決める人と場所営業での対応
日系企業の現地法人(工場・販売会社)現地の社長・工場長と、タイ人の購買・技術の管理職。部品や材料を日本の本社が指定していることもあるタイの現場と日本の本社の両方に話を通す
タイの地場企業オーナーや経営陣が最後に決めることが多い担当者と話しながら、経営陣に会う機会をつくる
欧米・中国などの外資の工場本国の本社や地域の拠点が、調達先を決めることもある地域の拠点や本社の調達の担当にも会う

日系企業の現地法人:「本社の指定」か「現地で選ぶ」かを見分ける 日系の工場では、日本の本社の設計で、使う部品や材料が決まっていることがあります。この場合、タイの購買担当が気に入っても、本社の設計や品質の部門が認めなければ切り替わりません。反対に、費用を下げるために現地で仕入れ先を探している会社では、タイの購買や技術の管理職が候補を選びます。最初の面談で「この部品は、どこで、誰が決めていますか」と聞き、必要なら日本の本社の担当にも会います。

社長や工場長が、日本から赴任した駐在員であることも多くあります。駐在員は数年で替わることがあるので、タイ人の管理職ともつながっておくと、担当が替わっても話が途切れません。

タイの地場企業:顔を合わせ、関係を積み上げる 知らない会社からの連絡に、すぐ返事が来るとは限りません。担当者との話が進んでも、最後はオーナーや経営陣が判断することがあります。早めにオンラインで顔を合わせ、出張や展示会の機会に会いに行きます。

比べられる相手:タイにすでにある日系メーカー タイには、日系の部品メーカーや商社がすでに多くあります。日本から輸入する製品は、価格だけでなく、現地の在庫、納期、故障したときの対応で、こうした会社と比べられます。誰が保守を受け持つのか、部品を何日で届けられるのかを、最初の提案で示せるようにします。

言葉:英語で始め、相手に合わせる タイの言語はタイ語で、英語で仕事をする人もいれば、タイ語でのやり取りを好む人もいます。日本から声をかけるときは英語で始め、相手が日本人の駐在員なら日本語で構いません。英語のやり取りは、AI翻訳で壁が大きく下がりました。一方、英語以外の言語は、ネイティブが書かないと不自然になります。タイ語の資料を作るときは、ネイティブに書いてもらいます。

タイへの4つの入り方(直接・商社・代理店・現地法人)

タイに売る入り方は、主に4つです。

入り方向いている場面気をつけたいこと
日本から直接売る(直接輸出)仕様の相談が要る製品。決裁者と直接話したい輸出の手配、代金の回収、故障への対応を自社で用意する
商社を通す(日本の商社・タイにある日系商社)買い手が取引のある商社を通して買いたい。輸出の実務を任せたい買い手の声が届きにくい。商社の中で後回しにならないか
タイの代理店・販売店在庫・配送・保守を現地で任せたい。地場企業に広く売りたい日系向けと地場向けで得意な会社が違う。任せる地域と顧客を決める
現地法人・駐在員事務所売上の見込みが立ち、在庫や技術の担当を現地に置きたい外資の規制で、できる事業と手続きが変わる。最初の一歩には重い
  • 日本から直接売る: 仕様の相談から自社で受け持てるので、技術の強みを伝えやすい形です。輸出の手続きと代金の回収の基本は「海外営業とは?仕事内容・国内営業との違い」にまとめています。
  • 商社を通す: 日系の工場は、新しい仕入れ先と取引を始める(取引の口座を開く)より、すでに取引のある商社を通して買うほうを選ぶことがあります。その場合は商社を入口として使い、買い手との技術の話は自社でも続けます。商社の側から売り先を探す方法は「商社の海外新規開拓にLinkedInを使う方法」で解説しています。
  • タイの代理店・販売店: 候補の探し方と選び方は「海外代理店の探し方・見つけ方」で解説しています。契約では、任せる地域(タイ全土か、東部などの一部か)と、日系企業への販売も任せるかを決めます。決め方は「海外代理店契約の基本」にまとめています。
  • 現地法人・駐在員事務所: タイの外国人事業法は、外国資本が50%以上の会社を外国企業とし、卸売業・小売業やサービス業の多くを、許可が要る業種に挙げています。タイ投資委員会(BOI)の奨励を受けると、扱いが変わる場合もあります。会社をつくることと、売り先をつくることは別の仕事です。売上の見込みが立ってから、専門家に相談して形を選びます。支援の使い分けは「海外進出・海外展開の支援の選び方」で比べています。

最初から現地法人をつくる必要はありません。まず日本から直接声をかけて買い手の反応を見て、相手が商社を通したいと言えば商社を、地場企業に広げるなら代理店を加えます。展示会や商談会など、買い手を見つける方法の全体は「海外バイヤーの見つけ方・探し方」で解説しています。

決める人はどこにいるか:タイ・日本の本社・地域の拠点

同じタイの工場への売り込みでも、決める人がいる場所は3つに分かれます。

決める場所よくある場面見分け方と会う相手
タイの現地法人・地場企業現地で仕入れ先を選ぶ部品・設備・消耗品。地場企業の購買役職名と勤務地がタイ。購買・技術・工場の管理職に会う
日本の本社日系の工場で、本社の設計や品質の部門が部品・材料を指定している面談で決め方を聞く。本社の設計・購買の担当にも会う
地域の統括拠点東南アジアの調達や販売を1か所でまとめている。タイの拠点が近くの国を見ていることもある役職名にSoutheast AsiaやAPACが入る。拠点の調達の担当に会う

どこで決まるかは、外から見ただけでは分かりません。LinkedInのプロフィールの役職名と勤務地で見当をつけ、最初の面談で確かめます。タイの購買担当と日本の本社の設計担当のように、2か所の人が関わるときは、両方に同じ資料を渡し、話の食い違いを防ぎます。

日系の工場に売るときの話の通し方「本社の指定」か「現地で選ぶ」かで、会う相手が変わる
  1. 1タイで会う購買・技術の管理職に会う
  2. 2決め方を聞く「どこで、誰が決めていますか」
  3. 3見分ける本社の指定なら日本の本社の設計・品質の担当にも会う現地で選ぶならタイの購買・技術の管理職が候補を選ぶ
  4. 4商社を通すか商社を通して買うかを聞く
  5. 5試作・評価へ進め方と期間を確かめる
2か所の人が関わるとき両方に同じ資料を渡し、話の食い違いを防ぐ
東南アジアの調達を1か所でまとめている会社では、地域の統括拠点の調達の担当に会う(役職名にSoutheast AsiaやAPACが入る)。

Sales Navigatorでは、本社が日本にある会社の、タイで働く人だけを探すこともできます。アカウント検索で本社所在地(Headquarters location)を日本にして会社を保存し、リード検索でその会社のリストに絞って、地域をタイにします。2つの検索の条件の違いは「LinkedIn Sales Navigatorで見込み客を探す方法」で解説しています。

日本からLinkedInでタイの決裁者に会う手順

LinkedInは仕事のためのSNSで、200以上の国と地域で14億人以上が登録しています(About LinkedIn)。部署や役職、勤務地まで分かるので、タイの工場の購買責任者や、日系の現地法人の社長を、日本から探して声をかけられます。代理店や商社の候補の責任者を探すときにも使えます。

日本からLinkedInでタイの決裁者に会う手順日系企業は、本社所在地(日本)と地域(タイ)を組み合わせて探す
  1. 1会社を保存するアカウント検索で本社所在地を日本にして、会社を保存日本
  2. 2地域をタイにするリード検索でその会社のリストに絞り、地域をタイにSタイ
  3. 3両方に申請する日本人の駐在員と、タイ人の管理職の両方に送るSつながる
  4. 4早く返す返信が届いたら、2〜3日以内に返すThanks for connecting, Somchai.
  5. 5面談で聞く誰がどこで決めるか(タイ・日本の本社・地域の拠点)面談
タイは日本より2時間遅いタイの朝9時は日本の11時。日本の午後は、すべて相手の業務時間の中

1. Sales Navigatorで、地域・業界・役職から絞る

Sales Navigator(LinkedInの営業向けの有料版)では、次の条件を組み合わせます。

  • 地域: Thailand全体から始め、工場の多いバンコクの周辺や、東部のチョンブリー県・ラヨーン県などに絞る
  • 業界と会社の規模: 貴社の製品を使う業界(自動車部品、電子部品、食品など)と、従業員数
  • 役職名のキーワード: Managing Director、President、Factory Manager、Purchasing Manager、Procurement Manager、Engineering Managerなど
  • 日系企業: 前の章の手順で本社所在地が日本の会社に絞り、日本人の駐在員とタイ人の管理職の両方を見る

狙う相手の人数は、業界と役職で大きく違います。Sales Navigatorは1か月無料で試せるので、その間に条件ごとの人数を確かめてから計画を立てます。人数の確かめ方は「LinkedIn海外営業のターゲット設定」で解説しています。

実際の面談では、狙う業界の人がタイにどれだけいるかを、その場でSales Navigatorに条件を入れて一緒に確かめることがあります。かなり絞った条件で探したときも、声をかけられる相手が見つかりました。

2. プロフィールを整え、つながり申請を送る

申請の前に、プロフィールの見出しと自己紹介を英語にします。何をつくる会社で、タイのどんな工場の役に立つのかが、一目で分かるようにします。タイ語でも見せたいときは、別の言語のプロフィールを足せます(LinkedInヘルプ「別言語のプロフィールを作成・削除する」)。こちらもネイティブに書いてもらいます。

承認される割合は、ざっくり2〜6割で、国や相手でかなり変わります。アジアは3〜6割を狙え、アメリカ・ヨーロッパは渋めで2〜4割です。申請は1日10〜15分ほどで回せます。申請に添える文は相手ごとに合わせるのが理想ですが、文面に悩んで送らないままでいるより、メッセージなしでも送るほうがよいです。

精密治具のメーカーが、ラヨーンの部品工場の購買担当に送るなら、次のように短く書きます。

  • 申請に添える文:Hi Somchai, I’m with a Japanese maker of precision jigs for auto parts. I noticed your plant in Rayong, so I’d like to connect.
  • つながった後の最初の1通:Thanks for connecting, Somchai. Our jigs help parts plants shorten setup time when models change. I can send a one-page overview, and a 20-minute online call could follow if it looks useful.

相手が日本人の駐在員なら、日本語で「タイ工場の生産技術をご担当と拝見し、ご連絡しました。治具をつくる日本のメーカーで、型替えの時間を短くするご相談を受けています。情報交換ができましたら幸いです。」のように送ります。場面ごとの英文の型は「LinkedInの英語メッセージ例文集」にまとめています。

3. つながった後:早く返し、決める場所を確かめる

返信が届いたら2〜3日以内に返し、3〜4回のやり取りで、資料の送付やオンラインの面談につなげるのが目安です。タイは日本より2時間遅く、夏時間はありません。タイの朝9時は日本の11時なので、日本の午後の時間はすべて相手の業務時間の中に入ります。時差の合わせ方は「LinkedIn投稿時間の決め方」にまとめています。

  • 面談で聞くこと: 誰がどこで決めるか(タイ・日本の本社・地域の拠点)、今の仕入れ先と、商社を通して買うか、試作や評価の進め方と期間
  • 会社の資産にする: つながった相手を、自社の企業ページのフォローに招待する
  • 会いに行く: 出張や展示会の予定ができたら、つながった相手と先に会う約束を取る。準備は「海外展示会の選び方・出展準備の流れ」で解説しています
  • 手が回らないとき: 委託で始めて、成果の出た地域から社内に移す

業界と役職で相手を絞った製造業の例では、医療機器・半導体向けの精密金型をつくる狭山金型製作所が、R&Dの責任者や技術リーダーに的を絞り、1か月で新しい接点217件、有望リード15件、資料請求などの具体的な動き6件につなげています。流れの全体は「LinkedIn海外営業とは?Sales Navigatorで海外顧客を開拓する方法と成功事例」で解説しています。

タイ向けの営業で気をつけたいこと

  • 支払条件: 初めての相手との取引では、前払いの割合や、信用状(L/C。買い手の銀行が支払いを約束する仕組み)など、代金を回収する方法を出荷の前に決めます。
  • 協定と関税: JTEPAのほか、日本とASEANの協定など、使える協定が複数あります。品目と原産地の条件で税率が変わるので、製品の分類番号(HSコード)とあわせて通関業者に確かめます。
  • 規格・認証: 製品によっては、タイの規格への適合や認証が求められます。売り始める前に確かめます。
  • 輸出管理: 製品や技術によっては、日本からの輸出に経済産業大臣の許可が要ります(安全保障貿易管理)。図面や技術資料をメールで送ることも対象になりえます。経済産業省の案内で確かめます。
  • 休みの時期: 4月中旬のタイの正月(ソンクラーン)の前後は休む会社が多く、返事が止まりがちです。日系の現地法人の休日も日本の本社と同じとは限らないので、相手の会社の休みを聞いて予定を組みます。
  • 担当の交代: 駐在員が帰任すると、話が振り出しに戻ることがあります。1社につき複数の人とつながり、やり取りの記録を残します。

まとめ

  • タイの販路開拓は、買い手が誰で、どこで決めるかをつかむところから始める
  • 買い手は、日系企業の現地法人・タイの地場企業・外資の工場の3つ。日本からの製品は、タイにある日系メーカーとも比べられる
  • 入り方は、直接・商社・代理店・現地法人の4つ。日系の工場には、取引のある商社を通して売る形もある
  • 決める場所は、タイ・日本の本社・地域の拠点のどこか。面談で確かめ、関わる人すべてに話を通す
  • LinkedInでは、Sales Navigatorで地域・業界・役職から探し、日系企業は本社所在地と地域を組み合わせる。早く返して面談につなぐ

COSPALinksは、LinkedInを使った海外営業を支援しています。狙う国と相手の決め方から、商社や代理店と組み合わせた進め方までを、資料ライブラリにまとめています。

よくある質問

Aできます。日本から声をかけるときは英語で始め、相手が日本人の駐在員なら日本語で構いません。英語の文はAI翻訳で下書きを作り、名前・会社名・数字を見直してから送ります。タイ語の資料やメッセージが要るときは、ネイティブに書いてもらいます。

A決める場所によります。現地で仕入れ先を選ぶ部品や設備なら、タイの購買・技術の管理職に会います。本社が設計で指定している部品なら、日本の本社の設計・品質の担当にも話を通します。最初の面談で、誰がどこで決めるかを聞いてから進めます。

A売れます。日本から直接輸出する、商社を通す、タイの代理店・販売店に任せる、といった形があります。LinkedInを使えば、日本から決裁者に直接声をかけられます。現地法人は、売上の見込みが立ち、在庫や技術の担当を現地に置きたくなってから考えます。

A引き合いや取引のある国、貴社の製品を使う業界が集まる国から選び、Sales Navigatorで相手の人数を確かめてから決めます。タイは日系企業の工場が多いので、日本での取引先がタイに拠点を持っているなら、そこから話を始めやすい国です。

この記事をシェアする

無料相談(30分・オンライン)

貴社が会える海外の決裁者の数を、その場でお見せします。

狙いたい国・業界・役職をお聞きして、Sales Navigatorで実際に検索します。進め方と費用の目安まで、30分でお伝えします。

LinkedInの14億人以上から、海外の決裁者を探し出すターゲット選定からリード獲得まで、COSPALinksが一貫して代行貴社は、商談に集中するだけLinkedInの14億人以上から、海外の決裁者を探し出すターゲット選定からリード獲得まで、COSPALinksが一貫して代行貴社は、商談に集中するだけメルマガを受け取る次回のセミナーに申し込むYouTubeでチャンネル登録noteをフォローメルマガを受け取るLinkedInでつながる
中島 嘉一株式会社コスパ・テクノロジーズ代表取締役LinkedInセールス活用の専門家
僕のLinkedInでは、海外営業で使えるLinkedInの小ワザを発信しています。気軽にのぞいてみてください。
LinkedInでフォローする押すと中島のLinkedInが別のタブで開きます
出版記念セミナー 著者が直接解説 2026年10月30日(金)11:00〜12:00 参加無料 オンライン(Zoom)

10/30(金)11:00〜 出版記念セミナー

参加無料オンライン(Zoom)
内容と申し込み
セミナー