受付中10/30(金)11:00〜出版記念セミナー 『海外営業のための LinkedIn & Sales Navigator 実践教科書』を著者が直接解説10/30(金)出版記念セミナー参加無料・内容と申し込み
SERVICEサービス戦略設計から、つながり申請、返信の一次対応まで。海外営業のLinkedIn活用を、まるごと代行します。サービス概要を見る
支援の流れ戦略設計から、有望リードをお渡しするまで1戦略設計狙う国・業界・役職を決める2リスト作成Sales Navigatorで相手を探す3アプローチつながり申請と、つながった相手への最初のご挨拶文4改善反応を見て、毎月見直す★有望リードをお渡し
だれが、どの工程をやるかコア|商談の手前まで任せるおすすめリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社COSPAスタッフのアカウントで、つながり申請、ご挨拶文の送信、返信の一次対応まで。LinkedInの投稿づくりも、月3本まで支援します。Sales Navigatorの費用は、別にかかります。1/ 5 工程が貴社。有望リードへの対応だけです。
だれが、どの工程をやるかサポート|止まりやすいところだけ任せるリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社毎月200名のリストと、つながった相手にパーソナライズしたご挨拶文を用意します。つながり申請とご挨拶文の送信、返信対応は貴社で行い、つながりは貴社に残ります。Sales Navigatorは貴社でご契約ください。3/ 5 工程が貴社。つながり申請と返信対応は、貴社のアカウントで。
上申資料エグゼクティブサマリー社内でご検討中の方へ稟議で聞かれることを、
1ページにまとめました。
目的なぜLinkedInか自社運用との比較運用イメージKPI実績費用と3か月の判断資料ライブラリから、すぐに見られます。
PRICE料金目的に合わせて、選べる2つのプラン。違いは、誰のアカウントで、誰が送るか。料金の詳細を見る
だれが、どの工程をやるかコア|商談の手前まで任せるおすすめリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社COSPAスタッフのアカウントで、つながり申請、ご挨拶文の送信、返信の一次対応まで。LinkedInの投稿づくりも、月3本まで支援します。Sales Navigatorの費用は、別にかかります。1/ 5 工程が貴社。有望リードへの対応だけです。
だれが、どの工程をやるかサポート|止まりやすいところだけ任せるリスト作成つながり申請ご挨拶文返信対応有望リードCOSPALinks貴社毎月200名のリストと、つながった相手にパーソナライズしたご挨拶文を用意します。つながり申請とご挨拶文の送信、返信対応は貴社で行い、つながりは貴社に残ります。Sales Navigatorは貴社でご契約ください。3/ 5 工程が貴社。つながり申請と返信対応は、貴社のアカウントで。
2つのプランのちがい誰のアカウントで、誰が送るかサポートコアおすすめ誰のアカウント貴社のアカウントCOSPAスタッフのアカウントつながり申請と返信対応貴社COSPAスタッフSales Navigator貴社でご契約別契約貴社の工程3 / 51 / 5初期費用とアドバンスプランは、料金のページでご案内しています。
よくある質問ご相談の前に、よく聞かれること誰のアカウントで運用する?プランで変わります。どちらのプランでも、貴社のパスワードを預かることはありません。途中からでも頼める?契約が終わったら、つながりは?アプリが使えなくても大丈夫?
CASES導入事例業種を問わず、幅広い分野で有望リードが生まれています。事例をすべて見る
製造業医療機器・半導体分野のR&D・技術リーダー層へつながり217返信45有望リード15つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
食品海外の技術責任者・購買担当者と新規接点つながり163返信37有望リード13つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
教育海外の日本語教育関係者へ直接アプローチつながり217返信87有望リード41つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
ホテル海外のイベント主催者・MICE担当者へつながり175返信48有望リード12つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
商社展示会の前から、キーマンと接点をつくるつながり196返信63有望リード10つながり返信有望リード数字は支援実績の一例(1か月)。業界・ターゲット条件により変わります。事例を読む
LEARN学ぶLinkedIn営業の基本から実践まで。コラム・YouTube・Podcastでお届けしています。発信・メディアを見る
コラムLinkedIn営業とは?始め方を6ステップで解説
YouTubeLinkedIn海外営業のやり方|発信ではなく「会いに行く」5ステップ
Podcast #13海外の決裁者リスト、買えば早いのでは?
コラムLinkedIn Sales Navigatorとは?
著書海外営業のための LinkedIn & Sales Navigator 実践教科書
SEMINARセミナーLinkedInを使った海外営業の始め方を、直接学べる場です。その場で質問もできます。セミナーを見る
COSPALinksのセミナーの様子最新のご案内LinkedInを活用した海外営業:ターゲット選定からリード獲得までその場で質問もできます。
SEMINARセミナーの録画は、資料ライブラリでご覧いただけます。
COMPANY会社情報COSPALinksは、株式会社コスパ・テクノロジーズが運営しています。会社情報を見る
COSPALinks運営:株式会社コスパ・テクノロジーズCOSPALinks(コスパリンクス)は、LinkedInとSales Navigatorで海外の決裁者とつながり、商談のきっかけをつくる、LinkedIn営業代行・運用代行のサービスです。会社情報を見る
代表取締役 中島 嘉一LinkedIn & Sales Navigator活用の専門家中島 嘉一NAKAJIMA, Kaichi株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役電機メーカーで海外営業を経験し、上海で起業。現在はLinkedIn・Sales Navigatorを活用して、日本企業の海外顧客開拓を支援しています。
お問い合わせご相談・ご質問は、こちらから日程を選ぶのはまだ、という方はお問い合わせフォームから。ご質問だけでも大丈夫です。お問い合わせフォームへ無料相談を予約する

LinkedIn活用

韓国の販路開拓|BtoBビジネスの買い手の特徴・進出ルートと、財閥系と中堅・中小の決め方、LinkedInで決裁者に会う手順

監修中島 嘉一株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役

韓国でBtoBの販路を開くなら、まず相手が財閥系の大手グループか、中堅・中小の会社かを分け、それぞれの決め方に合わせて入口を選びます。韓国は日本と時差がなく近い一方、産業の形が日本と似ているので、日本製品は韓国の会社の製品とも並べて比べられます。中堅・中小の会社は代表が決めて話が速く進むことがあり、大手は評価を順に通るので時間がかかります。この記事では、買い手の特徴、言葉の使い分け、5つの入り方、日本からLinkedInで決裁者に会う手順をまとめます。

この記事でわかること

  • 韓国のBtoBの買い手の特徴(財閥系と中堅・中小、決裁の進み方とスピード感、言葉)
  • 代理店・商社・展示会・現地法人・LinkedInの5つの入り方と、大手と中堅・中小での入口の変え方
  • 日本からLinkedInで韓国の決裁者を探して会う手順と、気をつけたいこと

韓国の販路開拓は「財閥系か、中堅・中小か」を分けるところから

韓国は、日本から近く、製造業の厚い市場です。外務省の「大韓民国基礎データ」では、人口は約5,177万人(2023年、韓国統計庁)で、主要な産業に電気・電子機器、自動車、鉄鋼、石油化学、造船が挙がっています。韓国でBtoBのビジネスを広げるなら、国全体ではなく、どの業界の、どんな会社の、誰に売るかを先に絞ります。

外務省の基礎データでは、ほかに次の点も押さえどころです。

  • 輸出の中心は集積回路と自動車: 韓国の主な輸出品は、集積回路、自動車、船舶、機械部品、石油製品です(2024年、韓国貿易協会)。
  • 日本とは互いに大きな貿易相手: 日本にとって韓国は3位の、韓国にとって日本は4位の貿易相手国・地域です。2024年の日韓の往来者は1,204万人で、過去最多でした。
  • 産業の形が似ている: 日韓の産業構造は似ていて(電子・電気機器、自動車、鉄鋼、船舶など)、同じ産業の中での貿易が多くを占めます。日本製品は、韓国の会社の製品とも並べて比べられます。

そして、相手が財閥系の大手グループか、中堅・中小の会社かで、決める人も、話の進み方も変わります。台湾は「台湾の販路開拓」、東南アジアの国の選び方は「ベトナム・東南アジアの販路開拓」、販路開拓の方法の比べ方の全体は「海外の販路開拓とは?」で解説しています。

韓国のBtoBの買い手の特徴

韓国の会社に売るときに押さえたい特徴は、次の5つです。

項目韓国で起きやすいこと営業での対応
会社の顔ぶれ財閥と呼ばれる大手グループと、中堅・中小の会社がある。大手に部品や材料を納める会社もある相手がどちらか、大手のどの会社に納めているかを先に調べる
日本製品への見方産業の形が似ていて、韓国の会社の製品とも並べて比べられる品質・納期・保守の体制を、数字と納入の実績で示す
決める人中堅・中小は代表(대표이사)が決めることが多い。大手は技術・品質・購買の評価を順に通る決める人と、評価する人の両方と話す
速さ決まると話が速く進み、返事の速さを求められることがある返事を早くし、担当者が決められる範囲を先に決めておく
言葉韓国語が中心。海外との取引や技術の担当者には英語を使う人もいる。日本語で仕事をする人もいる英語で始め、韓国語の資料はネイティブに書いてもらう

決裁の進み方とスピード感:代表が決める会社と、評価を順に通る会社

韓国の会社にも、日本の稟議に近い「決裁(결재)」の仕組みがあり、担当者が起こした案を上の役職が順に承認します。名刺やプロフィールには、韓国語の役職名と英語の役職名が並ぶことがあります。主な役職は次のとおりです(英語の役職名は会社によって違います)。

  • 회장(会長、Chairman): グループや会社の会長。オーナー家の人が就くこともある
  • 대표이사(代表理事、CEO・President): 日本の代表取締役に当たる。中堅・中小では、大きな購買も決める
  • 전무・상무(専務・常務、Executive Vice President・Vice Presidentなど): 担当部門の役員
  • 부장・팀장(部長・チーム長、General Manager・Team Leaderなど): 部やチームの責任者。購買(구매)・研究開発(연구개발)・生産・品質などにいる

中堅・中小の会社では、代表が技術の話まで聞き、その場で次の段取りが決まることもあります。話が速く進むぶん、「本社に持ち帰って検討します」が続くと止まりがちです。サンプルを出せるか、見積もりで動かせる幅はどこまでか、など、担当者が決められる範囲を先に社内で決めておきます。

大手グループ、とくに半導体や自動車の製造に使う部品・材料・装置では、技術と試作の評価、品質の確認、購買の交渉を順に通るので、時間がかかります。最初の面談で「誰が、どの順で決めるか」「評価にどれくらいかかるか」を聞きます。

言葉の使い分け:韓国語・英語・日本語

外務省の基礎データでは、韓国の公用語は韓国語です。文字はハングルで、名前は姓が先に来ます。LinkedInのプロフィールは、英語の表記(Kim、Lee、Parkなどの姓)で書く人も、ハングルで書く人もいます。場面ごとの使い分けは、次のとおりです。

韓国の言葉の使い分け:英語で始め、韓国語はネイティブが書く公用語は韓国語。英語を使う人も、日本語で仕事をする人もいる
場面使う言葉気をつけること
  1. 申請と最初の1通
    英語AI翻訳で下書きする名前・会社名・数字を見直す
  2. プロフィールが韓国語だけの相手
    韓国語ネイティブが書くネイティブに書いてもらう翻訳しただけの文で送らない
  3. 日本語で書いてきた相手
    日本語日本語で仕事をする人もいるそのまま日本語で続けてよい
  4. 技術資料・カタログ
    英語要るときは韓国語の版も用語をそろえる韓国語の版はネイティブが確かめる
  5. 見積もり・契約
    英語を基本に相手と決める品名・数量・条件を書面で確かめる訳を付けるなら、どちらの文が正か決める
英語はAI翻訳で壁が下がった英語以外の言語は、ネイティブが書く
韓国語には相手との関係で変わる丁寧な言い方があり、翻訳しただけでは整わない。
場面使う言葉気をつけること
申請と最初の1通英語AI翻訳で下書きし、名前・会社名・数字を見直す
プロフィールが韓国語だけの相手韓国語ネイティブに書いてもらう。翻訳しただけの文で送らない
日本語で書いてきた相手日本語そのまま日本語で続けてよい
技術資料・カタログ英語。要るときは韓国語の版も用語をそろえる。韓国語の版はネイティブが確かめる
見積もり・契約英語を基本に、相手と決める品名・数量・条件を書面で確かめる。訳を付けるなら、どちらの言葉の文を正とするかを決める

英語のやり取りは、AI翻訳で壁が大きく下がりました。一方、英語以外の言語は、ネイティブが書かないと不自然になります。韓国語には相手との関係で変わる丁寧な言い方があり、名前や役職名に「님(様)」を付けて呼ぶなど、翻訳しただけでは整わないところがあります。

日本との取引が長い会社や、日系企業の韓国法人には、日本語で仕事をする人もいます。相手が日本語で書いてきたら、日本語で続けて構いません。AI翻訳の使い方は「英語が苦手でもLinkedIn営業はできる?」、英語と現地の言葉のどちらが効くかを国ごとに試す方法は「LinkedIn海外営業の国別の反応」で解説しています。

韓国への5つの入り方(直接・商社・代理店・展示会・現地法人)

韓国進出というと現地法人を思い浮かべがちですが、BtoBの販路開拓は、日本から売る形から始められます。韓国と日本には時差がなく、行き来もしやすいので、日本にいながら決める人と話を進めやすい国です。入り方は、主に5つです。

入り方向いている場面気をつけたいこと
日本から直接売る(LinkedInなどで決める人に会う)仕様の相談が要る製品。決める人と直接話したい輸出の手続き、代金の回収、受注後の対応を自社で手配する
日本の商社を通す輸出の実務や代金の回収を任せたい。買い手が取引のある商社から買いたい買い手の声が届きにくい。商社の中で後回しにならないか
韓国の代理店・販売店在庫・配送・保守や、韓国語での対応を任せたい強い業界と顧客を確かめる。任せる範囲と独占を決める
展示会実物を見せたい。業界の人にまとめて会いたい会期の前に会う約束を取らないと、名刺の交換で終わりやすい
現地法人・支店・事務所売上の見込みが立ち、韓国で腰を据えて売りたい形ごとにできる活動と手続きが違う。最初の一歩には重い
  • 日本から直接売る: 時差がないので、日本の業務時間にそのまま面談を入れられます。輸出の流れと書類は「海外輸出の始め方」、海外営業の仕事の全体は「海外営業とは?」にまとめています。
  • 日本の商社を通す: 買い手が取引のある商社から買いたいと言えば、商社を入口にし、技術の話は自社でも続けます。商社の側の進め方は「商社の海外新規開拓にLinkedInを使う方法」で解説しています。
  • 韓国の代理店・販売店: 業界によって強い代理店は違います。顧客の業界と保守の体制を聞いてから任せます。探し方は「海外代理店の探し方・見つけ方」、任せる範囲と独占、終わり方の決め方は「海外代理店契約の基本」で解説しています。
  • 展示会: ソウルとその周りでは、COEXで開かれる半導体のSEMICON Korea、工作機械のSIMTOSのように、業界の大きな展示会が開かれます。会期の前に、来場しそうな相手とLinkedInで会う約束を取ります。準備は「海外展示会の選び方・出展準備の流れ」で解説しています。
  • 現地法人・支店・事務所: 会社をつくることと、売り先をつくることは別の仕事です。設立や税の手続きは専門家に相談し、売上の見込みが立ってから考えます。相談先の使い分けは「海外進出・海外展開の支援の選び方」で比べています。

まず日本から決める人に声をかけて反応を見て、相手の求めに合わせて商社・代理店・展示会を足すのが、負担の小さい順番です。買い手を見つける方法の全体は「海外バイヤーの見つけ方・探し方」で解説しています。

財閥系の大手と、中堅・中小で入口を変える

韓国の公正取引委員会は、2026年4月、資産総額5兆ウォン以上の102の企業グループを「公示対象企業集団」に指定しました。所属する会社は、合わせて3,538社です。サムスン、SK、現代自動車、LGのような、財閥(チェボル)と呼ばれる大手グループは、1つのグループに多くの会社を持っています。

一方で、こうした大手に部品・材料・装置を納める協力会社(협력사)をはじめ、中堅・中小の会社も、日本からの製品の買い手になります。同じ韓国の会社でも、入口は分けて考えます。

財閥系の大手と中堅・中小で、入口を変える相手がどちらかで、決める人も話の進み方も変わる
大財閥系の大手グループ1つのグループに多くの会社を持つつながる相手研究開発・技術の責任者購買の担当製品を使う会社と工場・研究所まで特定する速さ登録と評価に、時間がかかる入口技術の話から声をかける
中中堅・中小の会社大手に納める協力会社も話す相手代表(대표이사)役員大手の協力会社なら、納め先の大手も聞く速さ早めに話すと、段取りが速く決まる入口代表に早く会う
最初の面談で聞く製品を使う会社と工場登録と評価仕様を決めるのは誰か
韓国の公正取引委員会は2026年4月、資産総額5兆ウォン以上の102の企業グループを指定した(所属は合わせて3,538社)。

最初の面談で聞く3つ

  • 製品を使うのは、どの会社の、どの工場や研究所か
  • 新しい仕入れ先になるには、どんな登録と評価が要るか
  • 大手に納める製品なら、仕様を決めるのは納め先の大手か、自社か

財閥系の大手グループ:使う会社と部門を特定し、評価の順番に乗る

大手グループでは、同じグループでも、会社ごとに買うものと決める部門が違います。グループの名前ではなく、製品を使う会社と工場・研究所まで特定し、研究開発や技術の責任者と、購買の担当の両方とつながります。新しい仕入れ先になるには登録と評価を順に通る必要があり、時間がかかります。技術の責任者が「試したい」と言ってくれると、評価が動き出しやすくなります。

韓国での例ではありませんが、COSPALinksがご支援する中でも、大手は最初の声かけへの反応が鈍くなりがちです。業界の主力の大手から返事がなく、展示会を機会に改めて声をかけ直すことにした例もあります。大手には、LinkedInだけで面談まで進めようとせず、展示会や紹介など別の接点と組み合わせて当たります。

中堅・中小の会社:代表に早く会い、納め先の大手も聞く

中堅・中小の会社では、代表や役員と早めに話すと、次の段取りが速く決まります。大手の協力会社なら、仕様や認証を納め先の大手が決めていることもあります。どの顧客に何を納めているかを聞き、要るときは納め先の技術の担当にも話を通します。

日本からLinkedInで韓国の決裁者に会う手順

LinkedInは仕事のためのSNSで、200以上の国と地域で14億人以上が登録しています(About LinkedIn)。会社名・部署・役職が分かるので、韓国の会社の代表や技術の責任者を、日本から探して声をかけられます。

日本からLinkedInで韓国の決裁者に会う手順時差も夏時間もなく、業務時間がそのまま重なる
  1. 1地域South Koreaと業界・役職で絞るハングルの役職名でも探し、何人見つかるかを先に確かめるSouth Korea
  2. 2申請と最初の1通英語でプロフィールを整え、声をかけた理由を1文で書くHi Minjun,
  3. 3できれば当日か翌日に返す3〜4回のやり取りで、資料の送付や面談につなげるThank you for connecting
  4. 4面談で決め方と評価の順番を聞く製品を使う会社と工場、今の仕入れ先も聞く面談
  5. 5出張・展示会で会う顔を合わせると、段取りが決まりやすくなる展示会
承認はざっくり2〜6割3〜6割アジアは狙える申請は1日10〜15分ほどで回せる
LinkedInで見つからない相手には、展示会・代理店・紹介も組み合わせる。

ただ、韓国でLinkedInを使う人がどのくらいいるかを示す公的な統計は、見当たりません。韓国には名刺の管理や転職に使う国内のサービス(リメンバーなど)もあり、仕事のつながりがLinkedInだけに集まっているとは限りません。使っているかは業界・職種・会社によって差があると考え、狙う相手が何人見つかるかを先に確かめます。LinkedInで見つからない相手には、展示会、代理店、紹介など、別の入口も組み合わせます。

韓国に限った話ではありませんが、支援の現場では、LinkedInの利用者が多い国ほど反応がよいとは限りません。アメリカやヨーロッパの相手は営業のメッセージを多く受け取っていて埋もれやすく、アジアの相手のほうが、承認も返信も返ってきやすい傾向があります。韓国でも、利用者の数だけで判断せず、実際に申請してみて反応を確かめてから広げます。

1. Sales Navigatorで、地域・業界・役職から絞る

Sales Navigator(LinkedInの営業向けの有料版)では、次の条件を組み合わせます。

  • 地域: South Korea。ソウル、京畿道、仁川、釜山、蔚山、昌原などで分けると、出張で回る順番も決めやすくなる
  • 業界と会社の規模: Semiconductor Manufacturing(半導体)、Motor Vehicle Parts Manufacturing(自動車部品)、Industrial Machinery Manufacturing(産業機械)など、貴社の製品を使う業界と、従業員数
  • 部門と役職の高さ: 購買・技術・研究開発・生産・品質などの部門と、Owner / Partner、CXO、VP、Directorなどの役職の高さ
  • 役職名のキーワード: CEO、President、Purchasing Manager、Procurement、R&D Manager、Process Engineerなど。韓国語でプロフィールを書く人もいるので、대표이사、구매(購買)、연구소(研究所)などのハングルでも探す
  • 日系企業の韓国法人: 本社所在地を日本にした会社のリストで絞り、地域をSouth Koreaにする。手順は「LinkedIn Sales Navigatorで見込み客を探す方法」で解説しています

条件ごとの人数は、1か月の無料トライアルの間に確かめられます。機能は「LinkedIn Sales Navigatorとは?」、製造業での絞り込み方は「製造業のLinkedIn活用」で解説しています。

2. プロフィールを整え、申請と最初の1通を送る

申請の前に、プロフィールの見出しと自己紹介を英語にし、何をつくる会社で、誰の役に立つのかが分かるようにします。韓国の会社に納めた実績があれば書いておきます。韓国語でも見せたいときは、別の言語のプロフィールを足せます(LinkedInヘルプ「別言語のプロフィールを作成・削除する」)。こちらもネイティブに書いてもらいます。

承認される割合は、ざっくり2〜6割で、国や相手でかなり変わります。アジアは3〜6割を狙え、アメリカ・ヨーロッパは渋めで2〜4割です。申請は1日10〜15分ほどで回せます。申請に添える文は相手ごとに合わせるのが理想ですが、書けずに止まるより、メッセージなしでも送るほうがよいです。

英文は短く、なぜ相手に声をかけたのかを1文で書きます。呼びかけは、プロフィールに書かれた名前の形に合わせます。

  • 申請に添える文:Hi Minjun, I’m with a Japanese maker of precision measuring equipment. I see you lead process engineering at a parts plant in Changwon, so I’d be glad to connect.
  • つながった後の最初の1通:Thank you for connecting, Minjun. Our equipment helps parts plants check dimensions faster on the line. Who in your team usually evaluates new equipment? I can share a one-page overview first.

場面ごとの文面の型は「LinkedInの英語メッセージ例文集」にまとめています。

3. つながった後:早く返し、決める人と評価の順番を聞く

返信が届いたら2〜3日以内に返し、3〜4回のやり取りで、資料の送付やオンラインの面談につなげるのが目安です。返事の速さを求められることがあるので、韓国の相手には、できれば当日か翌日に返します。時差がなく、夏時間もないので、日本の業務時間がそのまま相手の業務時間です。

  • 面談で聞くこと: 社内の決め方と評価の順番、製品を使う会社と工場、今の仕入れ先
  • 連絡の手段: 相手が使いたいもの(メール、オンライン会議、カカオトークなど)に合わせる
  • 会社の資産にする: つながった相手を、自社の企業ページのフォローに招待する
  • 会いに行く: 話が進んだら、出張や展示会の機会に会う約束を取る。顔を合わせると、次の段取りが決まりやすくなる
  • 手が回らないとき: 委託で始めて、成果の出た地域から社内に移す

半導体分野の技術の責任者に絞った例では、精密部品メーカーの狭山金型製作所が、Sales Navigatorで医療機器・半導体分野の研究開発・技術の責任者に声をかけました。事例ページでは、つながり申請870件、つながり217件、返信45件、有望リード15件の実績を紹介しています。流れの全体は「LinkedIn海外営業とは?」で解説しています。

韓国向けの営業で気をつけたいこと

  • 協定と関税: 日本と韓国の間では、RCEP協定が初めての経済連携協定で、韓国については2022年2月1日に発効しました。品目と原産地の条件で税率が変わるので、製品の分類番号(HSコード)とあわせて、通関業者などに確かめます。
  • 規格・認証: 電気製品などには、韓国の認証(KC認証)が要るものがあります。売り始める前に、品目ごとに確かめます。
  • 輸出管理: 日本は2023年7月から、輸出貿易管理令の国の区分で韓国を「グループA」に加えています。それでも、規制の一覧に当たる品目や技術は、韓国向けでも経済産業大臣の許可が要ります。図面や技術資料をメールで送ることも対象になりえます(経済産業省の案内)。
  • 契約と価格: 話が速く進むほど、口頭の約束が先に走りがちです。品名・数量・価格・納期・支払条件を書面で確かめ、値引きを求められたときに動かせる幅を、社内で先に決めておきます。
  • 技術資料の出し方: 評価の段階で図面や仕様を求められたら、出す範囲を決め、要るときは秘密保持契約(NDA)を結んでから送ります。
  • 支払条件: 初めての相手とは、前払いの割合や信用状(L/C。買い手の銀行が支払いを約束する仕組み)など、代金を回収する方法を出荷の前に決めます。
  • 休みの時期: 旧正月(ソルラル)と秋夕(チュソク)の前後は連休になり、返事が止まりやすい時期です。どちらも年によって日付が変わるので、急ぐ話は前倒しで進めます。

まとめ

  • 韓国の販路開拓は、相手が財閥系の大手グループか、中堅・中小の会社かを分けるところから始める
  • 産業の形が日本と似ていて、日本製品は韓国の会社の製品とも比べられる。品質・納期・保守を数字と実績で示す
  • 中堅・中小は代表が決めて速く進むことがあり、大手は評価を順に通る。担当者が決められる範囲を先に決め、返事を早くする
  • 言葉は英語で始め、韓国語はネイティブが書く。日本語で書いてくる相手には日本語で続ける
  • 入り方は、直接・商社・代理店・展示会・現地法人の5つ。LinkedInでは地域South Koreaと業界・役職(ハングルのキーワードも)で決裁者を探し、早く返して面談につなぐ

COSPALinksは、LinkedInを使った海外営業を支援しています。韓国の決裁者を探して会う進め方から、代理店や展示会と組み合わせた進め方までを、資料ライブラリにまとめています。

よくある質問

A使っている人はいますが、どのくらい使われているかを示す公的な統計は見当たりません。業界・職種・会社によって差があると考え、Sales Navigatorの1か月の無料トライアルの間に、狙う業界・役職の人数を確かめてから始めます。見つからない相手には、展示会や代理店、紹介も組み合わせます。

A始められます。日本から声をかけるときは、AI翻訳で下書きした英語で構いません。韓国語の資料やメッセージは、ネイティブに書いてもらいます。日本語で仕事をする相手なら、日本語で続けて構いません。

A売り込めますが、登録と評価を順に通るので時間がかかります。製品を使う会社と工場・研究所まで特定し、研究開発や技術の責任者に、技術の話から声をかけます。大手に納める中堅・中小の協力会社に先に売り、そこから大手の評価に入る道もあります。

A売れます。日本から直接輸出する、日本の商社を通す、韓国の代理店・販売店を置く、展示会で会う、といった形があります。LinkedInを使えば、日本から決める人に直接声をかけられます。現地法人は、売上の見込みが立ってから考えます。

この記事をシェアする

無料相談(30分・オンライン)

貴社が会える海外の決裁者の数を、その場でお見せします。

狙いたい国・業界・役職をお聞きして、Sales Navigatorで実際に検索します。進め方と費用の目安まで、30分でお伝えします。

LinkedInの14億人以上から、海外の決裁者を探し出すターゲット選定からリード獲得まで、COSPALinksが一貫して代行貴社は、商談に集中するだけLinkedInの14億人以上から、海外の決裁者を探し出すターゲット選定からリード獲得まで、COSPALinksが一貫して代行貴社は、商談に集中するだけメルマガを受け取る次回のセミナーに申し込むYouTubeでチャンネル登録noteをフォローメルマガを受け取るLinkedInでつながる
中島 嘉一株式会社コスパ・テクノロジーズ代表取締役LinkedInセールス活用の専門家
僕のLinkedInでは、海外営業で使えるLinkedInの小ワザを発信しています。気軽にのぞいてみてください。
LinkedInでフォローする押すと中島のLinkedInが別のタブで開きます
出版記念セミナー 著者が直接解説 2026年10月30日(金)11:00〜12:00 参加無料 オンライン(Zoom)

10/30(金)11:00〜 出版記念セミナー

参加無料オンライン(Zoom)
内容と申し込み
セミナー