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データで見るLinkedInの世界的な広がり
監修者
株式会社コスパ・テクノロジ-ズ 代表取締役
中島 嘉一
SNSリンク:https://linktr.ee/nakajima
株式会社コスパ・テクノロジーズ 代表取締役。
愛媛大学情報工学部卒業後、船井電機にて中国駐在し5,000人規模の組織管理とウォルマート向け海外営業を担当。
上海で起業し通算10年の中国ビジネス経験を持つ。Web制作・デジタルマーケティング歴13年以上で現在は英語圏・中華圏を中心とした海外展開支援のスペシャリストとして活動。
多言語Webサイト構築、越境EC、SNS・広告運用を駆使して企業の海外顧客開拓から、国内向けWebサイト制作・ブランディングまで、戦略立案から実行まで一貫サポート。
海外ビジネスに関するセミナーやイベントに登壇するほか、SNS総フォロワー5万人以上、中小機構海外販路開拓アドバイザーとして中小企業から上場企業まで幅広く支援実績を持つ。
LinkedInは、2025年現在も成長を続ける世界最大のビジネスSNSです。
12億人を超える会員と、6,900万社以上の企業、14万を超える教育機関が登録し、あらゆる業界・地域・職種のプロフェッショナルが日々活動しています。
本記事では、LinkedInの最新データと成長トレンドをもとに、世界的な広がりと日本企業への示唆を解説します。
目次
【1】LinkedInの最新グローバルデータ(2025年時点)
出典:LinkedIn公式「About Us」
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 会員数(Members) | 12億人以上(1.2 B+) |
| 登録企業数(Companies) | 6,900 万社以上(69 M+) |
| 登録学校数(Schools) | 14 万校以上(141 K+) |
| 対応言語 | 36言語 |
| オフィス拠点 | 世界38都市以上 |
| 従業員数 | 約18,000人(フルタイム) |
| 年間売上高(Annual Revenue) | 170 億ドル以上($17 B+) |
| 会員数の成長 | 4 年連続の二桁成長(Double-digit member growth for 4 years) |
| 2025会計年度Q4 収益成長率 | 前年比 9 %増(8 % in C$) |
| 中小企業向けPremium Pages 購読者成長率 | 四半期比 約80 %増(QoQ SMB growth) |
| LinkedIn上の会話数増加 | FY25 で 30 %増(+30 % conversation growth) |
LinkedInは単なるSNSではなく、ビジネスインフラとして急速に拡張を続けるエコシステムとなっています。
【2】地域別ユーザー分布と成長率
| 地域 | 会員数(概算) | 特徴 |
|---|---|---|
| 北米(米国・カナダ) | 約2億7,000万人 | 採用・営業・マーケティングの主要チャネル |
| 欧州 | 約3億2,000万人 | 英国・ドイツ・オランダが特に活発。企業ブランディングに強み |
| アジア太平洋 | 約3億5,000万人 | インド・インドネシア・日本の伸びが顕著。モバイル利用率が高い |
| ラテンアメリカ | 約2億人 | ブラジル中心。教育・製造業での利用が拡大 |
| 中東・アフリカ | 約8,000万人 | アラブ首長国連邦・南アフリカで急速に普及 |
特にアジア太平洋地域が世界最大の成長ドライバーとなっており、インドは1億人超のユーザーを有する世界第2位の市場にまで拡大しています。
【3】利用動向:プラットフォーム上での行動変化
LinkedInは単なる人脈形成プラットフォームから、「ビジネス会話の中心」へと進化しています。
- FY25 では会話数が前年比 +30 %増
- 毎分 17,000 件以上の新しい接続(コネクション)が成立
- 毎分 90 件の新しい職務ポジションが追加
- 毎分 148 時間分の学習コンテンツ(LinkedIn Learning など)が消費
これらのデータは、LinkedInが“人脈+学習+発信+商談”を同時に行える唯一のプラットフォームであることを示しています。
【4】LinkedInの収益構造と成長トレンド
LinkedInの事業は、採用支援(Talent Solutions)・広告(Marketing Solutions)・営業支援(Sales Solutions)・プレミアムサービス(Premium Subscriptions)など複数の柱で構成されています。
- 年間売上高 $17 B+(前年から着実に成長)
- 4 年連続の二桁メンバー成長による市場拡大
- Premium Pages (SMB 向け)の購読者 +80 % QoQ
- 2025会計年度Q4 では収益 9 % YoY 成長(C$ 換算で 8 %)
LinkedInはMicrosoft グループの中でも最も成長率の高い部門のひとつとして位置づけられています。
特に中小企業(SMB)向けサービスの伸びが顕著で、グローバルにデジタル営業基盤としてのLinkedIn化が進行中です。
【5】日本市場の現状と成長余地
日本国内のLinkedIn利用者は約400万人(2025年時点)。
他国と比較すると普及率は低いものの、製造業・IT業界を中心にBtoB活用が急速に進んでいます。
- 英語+日本語併記の企業ページ運用が増加
- 海外見込み客とのダイレクト接触手段としてSales Navigator導入が進む
- 専門家・経営者によるナレッジ発信が増加
LinkedInの世界的成熟度を踏まえると、日本はまだ“ブルーオーシャン市場”。
今後 2〜3 年で利用企業が急増する可能性が高いと見られます。
【6】データが示す未来:LinkedInのビジネスOS化
LinkedInは、
- 12 億人のビジネス会員
- 年間 $17 B+ の収益基盤
- SMB・教育・人材市場での急成長
を背景に、単なるSNSではなく、世界共通のビジネスOS(Operating System)へと進化しています。
投稿・ニュースレター・Sales Navigator・Learning がすべて連携することで、「発信 → 学び → 営業 → 採用 → ブランド構築」が1 つのエコシステムで循環。
この構造こそ、LinkedInが今後10年でさらに拡大すると見込まれる最大の理由です。
まとめ
LinkedInは2025年現在、
- 12 億人の会員ネットワーク
- 170 億ドル超の年間売上
- 4 年連続二桁成長
- 会話数 +30 %、中小企業向け購読 +80 %成長
という驚異的なスケールで拡大を続けています。
日本企業にとってLinkedInは、もはや海外発信ツールではなく、世界とリアルタイムにつながる営業・採用・ブランド基盤です。
今後、LinkedInをビジネスインフラとしてどう活かすかが、グローバル競争で生き残るための重要な分岐点になるでしょう。